秩父の渓谷や長瀞の荒川リバーサイド、名栗川沿いの渓流から河原フリーサイトまで。泥臭い現地事情と実際の声ベースで厳選した埼玉県のキャンプ場を、環境レベル別にお届けします。(対象:22施設)
都心からのアクセスが良く女性・ファミリーに大人気の高規格リバーサイド施設です。ただし河原特有のガチガチに硬い地面は付属ペグでは歯が立たず、鍛造ペグ(30cm推奨)の準備がキャンプの成否を分けます。
マス釣りや浅瀬の川遊びなど子供向け設備が充実した、名栗川沿いのファミリー特化キャンプ場です。ただし区画サイトがかなりタイトで大型2ルームテントは設営困難な場合が多く、夏場の夜は羽虫の大量発生にも備えが必要です。
荒川沿いの日帰り温泉「梵の湯」に徒歩でアクセスできる、犬連れに手厚いオートキャンプ場です。ドッグラン付きサイトは魅力ですが、夜間の鳴き声リスクと荒川沿いの硬い砂利地面へのペグ打ち対策は必須です。
予約不要・格安で利用できる都幾川沿いの人気河原フリーサイトです。遮蔽物皆無の夏場は灼熱地獄となり、週末はデイキャンプ客で「難民キャンプ」状態の大混雑に。河原エリアは夜間利用不可なため宿泊は土手側で行う必要があります。
荒川を見下ろす崖上に位置し、水回りの清潔さが県内トップクラスと評判の高規格キャンプ場です。ただし崖上ロケーションゆえの突風は強固なペグダウンが必須で、隣接サイトとの距離が近くプライベート感は薄めです。
都心から近く直火もできる、埼玉屈指の「ソロキャンプの聖地」です。トイレは汲み取り式や古い水洗が混在し虫も多いため高規格志向には厳しく、バンガロー利用の若者グループによる夜間騒音のリスクもあります。
市外利用でも1区画800円という破格の料金とアクセスの良さが自慢の市営キャンプ場です。ただし予約は受付開始と同時に埋まるほどの争奪戦で、近隣の狭山茶畑からの野焼きの煙や臭いが漂ってくることもあります。
入間川の最上流に位置し、猛暑でも木陰と川の冷気で驚くほど涼しい避暑地です。渓流沿いの巨石の間を縫うサイトは超変形で大型テントの設営はほぼ不可能、さらにスマホの電波が完全圏外になる可能性が高い点にも注意しましょう。
秩父温泉「満願の湯」が徒歩圏内という、温泉に入るためのキャンプとしては最高峰の利便性を誇ります。一方でテントサイトは高台のウッドデッキ3区画のみと超密集し、日帰り入浴客からの視線や往来の騒音が気になる場面もあります。
秩父鉄道・浦山口駅から徒歩5分という好アクセスで、頭上をSLパレオエクスプレスが渡る鉄道ファン垂涎のロケーションです。ただし駐車場から河原サイトまでは急な坂道・階段の完全な手持ち搬入となり、電車の通過音も早朝から夜まで響きます。
荒川橋を望む渓谷沿いで川遊びとBBQを満喫できる、きのこ料理店「鈴加園」直営のオートキャンプ場です。サイト全体が手狭で隣区画との距離が近いうえ、大雨時には場内に大音量の増水警告サイレンが流れることもあります。
材木店「吉田木材工業」直営で、建築端材の薪が使い放題という焚き火愛好家の聖地です。サイトは非常にコンパクトで大型ファミリーテントは入りにくく、週末は隣サイトとの距離が数メートルまで密集し場内が煙に包まれます。
ホテル並みに清潔な設備とアウトドアサウナが自慢の、都幾川沿いの里山グランピングリゾートです。無骨な装備で野営を楽しみたい「ガチのキャンパー」にはやや肩身が狭く、夏場は日帰り川遊び客からの視線も気になりやすい環境です。
2022年オープンの新しく清潔な設備と、古民家・蔵を改装したおしゃれな空間が同居する清流キャンプ場です。駐車場から一部サイトまでは車の横付けができず搬入に距離があり、谷地形ゆえ夜間から朝方の結露も激しめです。
浦山ダムのさらに奥、標高約600mの山懐にあり、空き缶を敷き詰めたユニークな管理棟と名物岩風呂が魅力です。施設全体が斜面に沿って配置されトイレや水場への移動に急坂・階段が伴い、電波も完全圏外になる可能性があります。
学校の宿泊学習やボーイスカウトなど「社会教育」を目的とした県立施設で、格安な料金と清潔な水洗トイレ・大浴場が魅力です。ただし分刻みのスケジュール提出や22時完全消灯、アルコール持ち込み禁止など、レジャー感覚だと苦痛なほど厳格なルールが課されます。
神流湖を見下ろす標高約500mの高台で、名物の「冬桜」と紅葉のライトアップが楽しめる景勝地キャンプ場です。冬〜春は山岳からの吹き下ろし強風が頻繁に吹くうえ、周辺にスーパーはなく買い出しスポットまで車で30分以上かかります。
西武池袋線・飯能駅から徒歩圏内という都心近郊随一のアクセスを誇る入間川の河川敷スポットです。過去のマナー違反問題を受けて現在は営業時間9:00〜17:00に限定され、夜間の立ち入り・宿泊(テント泊)は禁止されています。
標高876mの山頂にあり、関東平野を一望する夜景と圧倒的な星空が魅力の旧国立天文台キャンプ場です。遮るものが一切ない立地ゆえ強風時はテント設営自体が危険なレベルになり、星空観測優先で夜間のランタン使用にも厳しい配慮が求められます。
高麗川が蛇行してできた巾着状の河原で、かつては「無料で泊まれる聖地」として知られたスポットです。マナー悪化を受けて現在は宿泊キャンプが原則禁止となり、秋の彼岸花シーズン(9月〜10月中旬)はキャンプ・BBQ自体が全面休止となります。