奥秩父の山中で格安に自然体験。ただし分刻みスケジュールと厳格なルールは、レジャーキャンプ感覚だと苦痛に。
学校の宿泊学習やボーイスカウトなど「社会教育」を目的とした県立施設のため、一般的なキャンプ場とはルールの次元が異なる。分刻みのスケジュール提出、厳格な消灯時間(例:22時完全消灯)、アルコール持ち込み禁止、入浴時間の指定など、自由を制限するルールが非常に多い点は必ず理解してから利用したい。
標高が高い奥秩父の山岳地帯で、新緑が美しい季節。朝晩の冷え込みはまだ残るため、防寒着は必携。
標高の高さゆえ夏でも比較的涼しく過ごしやすいが、夜間はしっかり冷え込むため上着が必要。アブや蚊の防虫対策も忘れずに。
山間部の紅葉が楽しめる季節。動画にもある「秋の大滝げんきプラザ」の雰囲気を実際に体感できる。
国道140号の山道は積雪・凍結のリスクがあり、アクセス自体に注意が必要な季節。防寒装備も万全にしたい。
【警戒ランクC】学校の宿泊学習やボーイスカウトなどの「社会教育」を目的とした県立施設であり、格安な料金と清潔な水洗トイレ・大浴場など、公共施設ならではの安心感が魅力である。
一方で最大の警戒ポイントは「教育施設ゆえの厳格なルール」だ。分刻みのスケジュール提出、厳格な消灯時間(例:22時完全消灯)、アルコールの持ち込み禁止、入浴時間の指定など、自由を制限するルールが非常に多い。夜遅くまで焚き火を囲んで酒を飲むような、一般的な「レジャーとしてのキャンプ」感覚で訪れると、規則の厳しさに苦痛を感じることになるだろう。
団体研修やボーイスカウト活動、ストイックな野外活動のベースとして割り切って利用するのに適したフィールドと言える。
実はこの施設、屋外炊事や林業体験だけでなく、口径400mmの本格的な天体望遠鏡を備えた天体観測プログラムが体験できる点が大きな特徴だ。標高が高く街灯りの影響が少ない奥秩父の夜空を活かした設備で、県立施設ならではの本格仕様といえる。一方で公式サイトでは「クマ被害防止・安全対策ガイド」が配布されており、実際にツキノワグマの生息エリアであることがうかがえる。予約は利用日の2か月前までの申請が必須で、前月1日までに活動計画書の提出も求められるなど、思い立って気軽に来られる施設ではない。なお休所日(月曜日)とその前日は宿泊はできないが、日帰り利用に限ってはその日でも受け付けてもらえる点は覚えておくと予定を組みやすい。
県境を越えるが「教育施設ならではの厳格さ」という共通点を持つキャンプ場として、栃木県宇都宮市の宇都宮市冒険活動センターが挙げられる。どちらも一般的なレジャーキャンプとは一線を画す公共施設型のフィールドだ。
※こちらは生涯学習活動を行う5人以上の団体が対象の施設です。ご利用申し込みは電話(0494-55-0014)または公式サイトの「予約状況」ページからご確認ください。