← TOPへ戻る 埼玉県 西部・日高市 FIELD REPORT No.082

巾着田キャンプ場

高麗川が蛇行してできた巾着状の河原。かつての「無料宿泊の聖地」は、いまはルールが一変したデイキャンプ地。

人気レベル C
⚠ 事前に知っておきたいポイント

かつては「無料で泊まれる聖地」として知られた巾着田だが、ゴミ放置や騒音などマナー悪化を受けてルールが大幅に変更され、現在は宿泊を伴うキャンプが原則禁止。デイキャンプ・BBQ利用が中心となっている。さらに秋(9月〜10月中旬)の彼岸花シーズンはキャンプ・BBQが全面禁止になるため、訪問前の最新情報確認が絶対条件だ。

宿泊原則禁止 彼岸花期間は全面休止 増水リスクあり
02

現地でわかった!9つのリアル事情

料金相場駐車料金のみ
  • 普通車1日500円程度の駐車料金だけで入場できる手軽さが魅力
  • ただしルールの厳格化により宿泊キャンプは原則不可、日帰り利用が前提(要最新確認)
ゴミ処理完全持ち帰り
  • ゴミは炭も含めて完全持ち帰りが原則
  • 過去のマナー悪化がルール変更の一因になった経緯があり、特に徹底したい
設営広さ石多め注意
  • 高麗川が蛇行してできた巾着状の河原で、スペース自体は広い
  • 平坦な場所は限られ、大きめの石が多いため設営には工夫が必要
トイレの質混雑時は要注意
  • 水洗トイレを完備
  • 公園利用者やハイキング客も使うため、ピーク時は混雑・汚れが目立つことがある
虫の警戒度中程度
  • 高麗川沿いかつ木々もあるため、夏場は蚊・羽虫・ブヨ対策が必要
お風呂の有無なし
  • 場内に入浴設備はなし。周辺の日帰り温泉施設を事前にチェックしておきたい
買い出し難易度良好
  • 徒歩圏内にコンビニがあり、日高市街地も近い
  • 買い出しや忘れ物のリカバリーが極めて容易
電波状況良好
  • 主要キャリアとも良好に通信可能
アプローチ事情アクセス良好
  • 市街地からすぐの立地で、完全な舗装路でアクセス抜群
03

シーズン・気候のリアル事情

SPRING

桜や菜の花が咲く行楽シーズンで、ゴールデンウィーク前後は特に混雑しやすい。急な雨による増水にも注意したい時期。

SUMMER

川沿いのため気温自体は比較的涼しく過ごしやすいが、大雨や台風の際は高麗川が急激に増水し河原が水没するリスクが非常に高い。上流域の天候まで含めた警戒が必須。

AUTUMN

9月〜10月中旬は日本有数の彼岸花(曼珠沙華)の名所として観光客で賑わうが、この期間はキャンプ・BBQが全面禁止となる。訪問時期には要注意。

WINTER

冬でもデイキャンプ・BBQ自体は楽しめる季節。空気が澄んで静かな川辺の景色が魅力だが、宿泊はできない点は変わらない。

04

総合分析レポート

巾着田キャンプ場は、高麗川の蛇行によって生まれた巾着状の河原を利用する、埼玉県日高市の人気スポット。駐車料金だけで利用できる手軽さと、都心からアクセスしやすい立地から、かつては「無料で泊まれる聖地」としてキャンパーの間で広く知られていた。

しかしゴミの放置や騒音といったマナー悪化が重なった結果、運用ルールは大幅に見直され、現在は宿泊を伴うキャンプが原則禁止(特定イベント時等を除く)に。デイキャンプ・BBQ目的の日帰り利用が主体のフィールドへと姿を変えている。

最大の警戒ポイントは、かつての「無料宿泊キャンプ場」のイメージのまま訪れてしまうこと。秋の彼岸花シーズン(9月〜10月中旬)は一切のキャンプ・BBQが禁止となるため、現在利用可能な時間帯・目的(BBQのみ可か等)を、訪問前に公式情報で必ず確認しておく必要がある。

05

編集部が現地で気づいたこと

宿泊禁止のルールは河原全体に一律ではなく、日中のテント設営・BBQが許可されているのは巾着田西側の川沿いエリアに限られる。東側には民有地が点在するため無断で立ち入らないよう注意が必要だ。また2024年8月には日高市主催の「河川利活用実証実験」として、期間限定・有料で宿泊を伴うキャンプが特例的に解禁された実績がある。あくまで自治体イベントとしての一時的な措置であり、通常時に宿泊できるわけではないが、今後もイベント形式で復活する可能性はゼロではない。さらに公式ルールでは、釣り針や釣り糸を放置すると野鳥が絡まる事故につながるため必ず持ち帰るよう明記されており、トイレの洗面所でのキャンプ食器洗いも禁止と、細かな禁止事項が多い施設でもある。訪問前に日高市や公式サイトの最新告知を確認しておきたい。

06

近隣の似たタイプのキャンプ場と比べると

同じ埼玉県内で川沿いキャンプの選択肢として名前が挙がりやすいのが、飯能市名栗川沿いの「ケニーズ・ファミリー・ビレッジ」。同じ「河原」でも運営スタイルは対照的で、目的によって向き不向きがはっきり分かれる。

巾着田キャンプ場無料・気軽なデイ利用派
  • 普通車1日500円程度の駐車料金のみで利用可能。予約不要で当日ふらっと行ける手軽さが最大の強み
  • 宿泊キャンプは原則禁止でデイキャンプ・BBQが中心。管理者常駐ではなくルール順守はマナー頼み
  • 彼岸花シーズン(9〜10月中旬)は全面休止になるなど、利用可否が時期・天候で変動しやすい
  • オートサイトは5,000〜9,000円程度(シーズン変動)で、宿泊前提の運営。要予約でキャンプインストラクター常駐
  • 来場は25歳以上または家族グループに限定するなど独自ルールで運営し、女性・子供でも安心の環境を維持
  • マス釣りや浅瀬の川遊びなど有料アクティビティが充実し、コインシャワーも完備
07

快適に過ごすための必読アドバイス

08

現場のリアル事情まとめ

09

独自集計データ:現地お役立ち指数

夏の暑さ・強風の対策必要度低め
週末の混雑・場所取りの激しさやや高い
お風呂(シャワー)の使いやすさ・快適度かなり低い
虫の気になり度中程度
道中の運転のしやすさ(悪路の心配なし)非常に良好
10

地図

施設公式サイトで空き状況・予約を確認する

※こちらは巾着田の公式サイトです。宿泊キャンプ可否や彼岸花シーズンの休止期間など運用ルールが変わりやすいため、訪問前に必ず最新情報をご確認ください。場所取り等の事前予約は受け付けていません。