日高山脈の麓、スノーピーク直営の「不便さゼロ」高規格フィールド
日高山脈の麓に位置し、ヒグマの生息域に近いエリアであるため、食料・生ゴミの車内撤収は必須。加えて林間に近いフリーサイト周辺ではアブ・ブヨが大量発生し、タープの内側まで侵入してくることがある。人気の高規格キャンプ場ゆえ週末・繁忙期は予約開始直後に埋まるため、早めの予約行動も欠かせない。
4月末の営業再開直後は残雪や底冷えが残ることがあり、日高山脈からの冷気で朝晩は厳しく冷え込む。防寒装備は夏キャンプ以上に必要。
「十勝晴れ」と呼ばれる快晴が続く一方、昼夜の寒暖差が激しく夜は急激に冷え込む。アブ・ブヨの活動が最も活発になる時期でもあり、防虫対策が最重要。
気温の低下が早く、秋口にはストーブが恋しくなるほど冷え込む。虫の活動は落ち着き、日高山脈の紅葉と星空をゆったり楽しめる好シーズン。
12月〜3月も冬季サイトとして営業を継続し、一面の雪景色が広がる。ただし料金体系やチェックイン方式が夏季と異なるため、事前に公式サイトでの確認が必須。
総評として、帯広市郊外・日高山脈の麓に位置するスノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドは、24時間無料のシャワーや温水洗浄トイレなど、北海道でも屈指の高規格設備を誇るキャンプ場だ。手ぶらCAMPプランやレンタル品も充実しており、初心者からベテランまで幅広い層に支持されている。
一方で、快適な設備とは裏腹に、立地は日高山脈の自然の只中にあり、ヒグマの生息域に近い環境である点は見落とされがちだ。また夏場のアブ・ブヨの発生量は想像以上に多く、快適な設備に慢心して虫対策を怠ると痛い目を見ることになる。
さらに人気の高さゆえ、週末や繁忙期は予約開始と同時に埋まる争奪戦が常態化している。設備の快適さだけを見て「気軽に行けるキャンプ場」と考えるのではなく、早めの予約行動と虫・クマへの備えを両立させることが、この高規格フィールドを満喫する鍵となる。
建築家・隈研吾氏とスノーピークが共同開発したモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」に宿泊できるのがこの施設の大きな特徴で、テント泊に不安がある人でも気軽に高規格フィールドを体験できる。さらに管理棟には薪ストーブを使った本格フィンランド式サウナがあり、セルフロウリュを楽しみながら65〜80℃でじっくり整うことができる。この設備は北海道のキャンプ場では珍しく、意外と知られていない。また、フィールドのすぐそばには八千代牧場とパークゴルフ場が隣接しており、キャンプの合間に牧場風景を眺めながら散策できる点も見逃せない魅力だ。
同じ十勝エリアの高規格オートキャンプ場として、更別村の「さらべつカントリーパーク」もよく比較対象に挙がる。森の中の静けさを取るか、開放的な広さを取るかで印象が大きく変わる。
※インターネット予約制(利用日の6ヶ月前から受付開始)。キャンセル料等の詳細は公式サイトでご確認ください。