網走湖に沈む夕日は涙もの。完全無料の道東ツーリング聖地、されどユスリカの大群は覚悟必須。
夕暮れ時、無風状態になると網走湖から数万匹規模のユスリカが蚊柱を作って襲来することがあり、虫除けの完全武装が必須です。また湖畔ギリギリで土地が低いため、大雨が降ると芝生一帯が水たまりと化しテントが浸水する事故も頻発しています。雨予報の日は少しでも一段高い(国道寄り)場所を選ぶのが鉄則です。
冬期の水道凍結防止措置が解除される例年4月下旬ごろに水洗トイレ・炊事場の利用が再開される。まだ朝晩は冷え込むため防寒着が必要。
道東をツーリングするライダーや旅人で湖畔が埋め尽くされる最盛期。無風の夕暮れ時はユスリカの蚊柱が発生しやすく、虫除けの完全装備が欠かせない。
気温が落ち着き旅人の数も減って静かに過ごせる時期。夕日の美しさは変わらず楽しめるが、例年秋以降は冬支度に向けて利用状況の確認が必要。
水道凍結防止のため水洗トイレ・共同炊事場の使用が停止される。冬期の利用可否は事前に確認したい。
呼人浦キャンプ場は、完全無料・予約不要という気軽さと、網走湖に沈む圧倒的な夕日という絶景を兼ね備えた、道東ツーリングの絶対的な聖地です。国道39号線沿いで網走市街地からのアクセスも良く、買い出しや観光の拠点としても非常に優秀です。
一方で、無風の夕暮れ時に大量発生するユスリカの蚊柱や、湖畔の低地ゆえの水はけの悪さによる浸水リスクは、この場所の宿命ともいえる自然の猛威です。実際に大雨でテントが水没した報告も複数あり、事前の心構えと装備なしに訪れると厳しい体験になりかねません。
総合的には、コストパフォーマンスと絶景を最優先し、虫や天候リスクを自力で乗り越える「野宿力」がある旅人・ライダーには最高の拠点となる一方、虫が大の苦手な方や水没リスクを避けたい方は、事前にこの点を十分理解した上で訪れることをおすすめします。
この施設ならではの点として、湖畔サイトのすぐそばをJR石北本線が走っており、夕方から夜にかけて列車の走行音が聞こえてくることがあります。国道39号線の車の音と合わせて、完全な静寂を求める方にはやや気になるポイントかもしれません。またトイレは和式のみで数も限られているため、洋式を希望する方は事前に把握しておくと安心です。芝生保護のため直火は禁止されており、焚き火台の持参が必須です。お風呂はバイクでわずか2分・1.6km先の網走湖荘(入浴700円、受付は21時まで)が定番で、キャンプの疲れをすぐに癒せる近さも魅力です。さらに網走湖はボート競技のコースにもなっており、日中はサイトの目の前で選手たちの練習風景を眺められることもあります。
同じ網走市内には対照的なタイプとして、天都山にある有料の高規格キャンプ場「北海道立オホーツク公園 てんとらんど」があります。無料・無管理の呼人浦と、設備と安心感を重視するてんとらんど、旅のスタイルに応じて選び分けるのがおすすめです。
※こちらは施設情報ページです。予約不要・利用無料のキャンプ場ですが、開設期間や最新のルールは事前にご確認ください。