完全無料なのに芝生美麗&ゴミも捨てられる、十勝の隠れた楽園
完全無料でゴミも捨てられる貴重な施設だが、キタキツネとカラスの知能が高く、食材を少しでも放置すると一瞬で持ち去られる。就寝時や入浴で席を外す際は、食材・調理器具を完全に車内へ撤収するのが鉄則。また夏休み期間の週末はファミリー層で賑わい、夜まで賑やかになる点も踏まえて計画したい。
4月中旬から順次オープンするが、十勝の内陸部らしく朝晩はまだ冷え込む。雪解け直後は地面が緩みやすいので防寒着と足元対策を。
盆地特有の気候で日中はかなり暑くなるため、木陰を選んで設営したい。夜は比較的涼しいが、川沿いのためアブや蚊が増える時期でもある。
気温が落ち着き虫も減るため過ごしやすい季節。ただし朝晩の冷え込みは急に強まるので、10月末のシーズン終了間際は防寒を厚めに。
積雪期は営業を休止する冬季閉鎖型の施設。訪問前に開設期間を必ず公式情報で確認したい。
本別公園 静山キャンプ村は、義経山の麓・本別川沿いに広がる完全無料のキャンプ場でありながら、芝生の手入れ、水回りの清潔さ、ゴミの受け入れまで、有料施設に劣らないレベルで整備されている点が最大の魅力だ。アスレチックやボート乗り場、週末のゴーカートなど遊具も充実しており、子連れファミリーにとっては一日中飽きない環境が揃っている。
一方で無料・高設備であるがゆえに、夏休み期間の週末は道内外からの長期滞在者やファミリー層で大変賑わう。オートサイトがなく駐車場からの荷物運搬が必要な点、そしてキタキツネとカラスによる食材被害が非常に多い点は、事前に把握しておくべき重要な注意点だ。
総合すると、コストを抑えつつ設備の充実したキャンプを楽しみたいファミリー層・長期旅人には十勝エリアでもトップクラスの選択肢と言える。野生動物対策と混雑時期の見極めさえできれば、満足度の高い滞在が期待できる。
静山キャンプ村は「第一」「第二」の2つのキャンプ場に分かれており、遊具やボート乗り場に近いのは断然、第一キャンプ場だ。子供を遊ばせながら目を離さずに過ごしたいファミリーはまず第一を検討したい。逆に第二はメイン施設からやや離れているぶん人の出入りが少なく、静けさを求めるソロ・カップル利用に向く。また芝生保護のルールとして、焚火は「焚火台+防炎シート」のセット使用が義務付けられており、直火はもちろん焚火台単体での使用も断られるケースがある。園内の「森と川の舎」には本別川で発見された化石が展示されており、雨天時の子供の暇つぶしにも意外と役立つ。じゃらん等の施設データでは場内の受け入れ規模はテント200張相当とされており、無料キャンプ場としては懐が深く、夏休みの週末でも「完全に張る場所がない」という事態にはなりにくい点も付け加えておきたい。
予約不要で気軽に泊まれる点は共通するが、無料か有料か、そして虫・ヒグマのリスクの重さが対照的な2施設だ。
※フリーサイトは予約不要です。バンガロー利用は要予約のため、事前に本別公園(電話:0156-22-4441)へお問い合わせください。