遮る樹木が一切ない広大な草原ゆえ、「ふもとっぱらの洗礼」と呼ばれる吹き下ろしの強風・突風が最大のリスク。人気ゆえの週末超過密によるトイレ・水場・通信のキャパシティオーバー、そして大雨後に窪地が水没する「ふもとっぱら湖」現象にも要注意。
雪解け水で地面がぬかるみやすく、標高830mのため朝晩はまだ冷え込む。防寒着と足元の泥対策を忘れずに。
高原の涼しさはあるが、遮蔽物ゼロゆえの突風とゲリラ豪雨が最大の敵。鍛造ペグでの強固な設営が必須。
空気が澄み富士山の眺望が最も美しい季節。日中と朝晩の寒暖差が大きく、早めの防寒準備が安心。
氷点下になる厳冬期並みの寒さと積雪・路面凍結のリスク。スタッドレスタイヤと万全の防寒装備が必須。
視界を遮るものなく大迫力の富士山を独り占めできる圧倒的なロケーションは日本随一で、「キャンパーの聖地」と呼ばれるにふさわしい。広大な敷地での開放感は他のキャンプ場では味わえない。
一方で「遮蔽物ゼロによる暴力的な強風リスク」「数千人規模の混雑によるトイレ・水場・通信のキャパシティオーバー」「寒暖差と天候急変」という3つの大きなハードルが存在する。付属のアルミペグでは全く歯が立たないため、30〜40cm以上の強靭な鍛造ペグと正確な設営技術が実質的な必須条件になる。
「誰でも安全に楽しめる初心者向けのゆるいキャンプ場」ではなく、自然の厳しさと群衆のストレスに対処できる装備と心構えを持った中〜上級者向けの側面が強い、ハイリスク・ハイリターンな一枚だ。
「ふもとっぱら」の予約システムには、公式サイトに明記されていない運用上のコツがある。新規会員登録の際に車両情報まで先に入力しておけば、予約開始時に打ち込む項目は「到着時刻」と「人数」のわずか2つだけで済む仕組みだ。予約開始直後は数秒の入力差で予約可否が分かれるため、この事前登録を済ませているかどうかが実質的な勝敗を分ける裏ルールになっている。また17:00以降は場内の車両移動が禁止されるため、買い出しや設営位置の変更は必ずそれより前に終わらせておく必要がある。うっかり出遅れると翌朝まで身動きが取れなくなる点は、現地に来て初めて気づくキャンパーが多いようだ。
同じ富士宮市エリアで比較されがちなのが、隣接する朝霧高原の「朝霧ジャンボリーオートキャンプ場」と、車で30分ほどの「田貫湖キャンプ場」だ。三者とも富士山周辺の実在キャンプ場だが、開放感・車両アクセス・予約の取りやすさで性格がはっきり分かれる。
※こちらは施設公式の予約ページへのリンクです。完全予約制で、予約枠は毎月1日19時に翌々月分が解放される仕組みです(時期により変更の可能性があるため、必ず公式サイトで最新の受付開始日時をご確認ください)。電話でのお問い合わせは0544-52-2112。