材木店の端材が薪使い放題。焚き火好きの聖地とされる名栗川沿いの小さなサイト。
材木店「吉田木材工業」が運営し、建築端材の薪が使い放題という、焚き火愛好家にとって聖地とも言える希少なキャンプ場。ただしサイト自体が非常にコンパクトで、大型ファミリーテントは設営スペースの都合で入らないことが多い。さらに週末は隣サイトとの距離が数メートルまで密集し、全キャンパーが一斉に焚き火を始めるため、場内が濃い煙に包まれる時間帯がある点は覚悟しておきたい。
名栗川の水量が安定し、新緑が心地よい季節。まだ朝晩は肌寒く、川沿い特有の結露が徐々に始まる時期でもあるため、防寒と結露対策の両方を意識しておきたい。
川遊びが最高に気持ち良いシーズンだが、夜間から朝方にかけては湿度が高くテントやタープが激しく結露する。6月下旬〜7月上旬はホタルの鑑賞期にあたり、混雑や河原フリースペースの利用制限が生じることもあるため、この時期の来場は事前確認をおすすめする。
気候が落ち着き、焚き火が最も心地よく感じられる季節。名栗川沿いの紅葉も楽しめるが、残暑が続く時期は夏同様に結露対策を継続しておきたい。
材木店ならではの端材の薪が使い放題のため、焚き火好きに特に人気が高まる季節。年末年始に休業期間が設けられる年もあるため、冬季の利用前には営業状況を確認しておきたい。
Cazuキャンプ場は、名栗川(入間川)沿いにある材木店「吉田木材工業」直営のキャンプ場です。旧称は「ほたるの里キャンプ場」で、6月下旬から7月上旬にはサイト内でホタルの光を楽しめる清流環境も魅力の一つです。
最大の武器は、建築現場などで出る端材(スギやヒノキなど)を使った「薪使い放題」プラン。焚き火愛好家、特にソロ〜デュオキャンパーにとっては聖地のような存在で、薪代を気にせず豪快に焚き火を楽しめます。トイレも木材店運営らしく木の温もりが感じられ、清潔に管理されている点も好評です。
一方で警戒すべきは、サイト自体の圧倒的なコンパクトさです。大型のファミリーテントは設営スペースの都合ではみ出す可能性が高く、車1台とソロ〜デュオ向けの装備で手一杯な区画が中心です。加えて週末は隣サイトとの距離が数メートルまで密集し、全キャンパーが一斉に焚き火を始めるため、場内が強烈な煙に包まれる時間帯があります。装備の小型化と、煙対策の心構えができれば、良質な薪と清潔な設備を存分に楽しめるフィールドといえるでしょう。
河原のリバーサイトは区画分けされた予約制ではなく、駐車場所さえ確保すればあとは河原のどこに設営してもよい「フリーサイト方式」で運用されている点は事前に知っておきたい。到着順で好きな場所を選べる自由さはあるが、裏を返せば人気の日陰スポットは早い者勝ちになりやすい。また、シャワーは水しか出ずお湯は使えず、場内にお風呂設備自体が存在しないため、入浴目的なら車で10〜15分の日帰り温泉利用が前提となる。サイトの地面はかなり締まった硬い土質で、口コミではアルミやチタンのペグを複数本折ったという報告もあり、しっかりした鍛造ペグを持参するのが無難だ。川は上流側が浅く下流側は比較的深いという水深差もあり、渇水期は水の匂いが気になるという声もあるため、小さな子どもの水遊びは上流側から様子を見るのがおすすめだ。
同じ埼玉県西部の川沿いキャンプ場として比較されやすいのが、都幾川沿いの「ときたまひみつきち COMORIVER」。どちらも都心から1時間半前後でアクセスできる清流ロケーションだが、方向性は対照的だ。無骨な焚き火と薪使い放題を楽しみたいならCazu、清潔な高規格設備と洗練された空間を優先するならCOMORIVERが向いている。
※こちらは施設公式サイトです。予約はお電話(042-978-8560、または080-6920-4659)でも承っています。