自家源泉の天然温泉が自慢の、箒川沿いの高規格キャンプ場
温泉施設としては国内最高レベルのキャンプ場ですが、「サイトがタイトで隣と激近」な点と「箒川からの強風および冬場の路面凍結」が警戒ポイントです。テントのサイズ選定とレイアウトの工夫、そして冬季の車両装備を万全にしておきましょう。
新緑と塩原渓谷の景観が美しい季節。谷間特有の強風が発生することもあるため、タープの固定はしっかりと行いましょう。
夏季限定の温泉こどもプールが稼働し、ファミリーに人気のシーズン。ただし山間部特有のアブ・ブヨが発生するため、虫除け対策は必須です。
紅葉が美しく、渓谷散策にも最適な過ごしやすい季節。温泉との相性も抜群です。
降雪・路面凍結が本格化し、スタッドレスタイヤが必須になります。雪中キャンプも楽しめますが、冬装備は万全にしておきましょう。
塩原グリーンビレッジは、栃木県那須塩原市の塩原温泉郷にある高規格オートキャンプ場です。最大の武器は自家源泉の天然温泉「福のゆ」で、宿泊者専用の野天風呂まで完備する国内最高レベルの温泉環境。温泉入り放題レベルの圧倒的な利便性から、リピーターの多い人気施設として知られています。
一方で警戒すべきは、サイトのタイトさです。区画がRVパーク並みにコンパクトなため、隣のサイトと距離が近くなりがちで、プライベート感は薄めになります。大型の2ルームテントや巨大タープを持ち込む場合は、区画に収まるかどうか事前確認が欠かせません。
また箒川沿いの谷間という立地ゆえに強風(吹き抜け)が発生しやすく、しっかりとした設営が必要です。加えて冬季(12月〜3月)は降雪と深刻な路面凍結が発生するため、訪れる際はスタッドレスタイヤなど冬装備を万全にしておきましょう。総じて、温泉の快適さとサイトの制約を正しく理解した上で臨めば、非常に満足度の高いキャンプ場です。
編集部が現地の運用面で気づいたのは、夜間のゲート閉鎖です。敷地入口は21:30から翌6:30まで施錠され(土曜・特定日は22:30閉門)、緊急時以外は深夜の到着や外出が原則できません。到着が遅れそうな日程を組む場合は事前連絡が必須です。またオートサイトは全90区画中76区画にAC電源があり、平均サイズは8×12.5m。残る14区画は電源なしのため、車中泊仕様の機材を持ち込む場合は予約時に電源の有無を必ず確認しましょう。敷地全体は約2万5000坪と広く、砂利地サイトのほか芝サイトもあり、ダンプステーションも完備でキャンピングカーの受け入れも万全です。予約はご利用月の3か月前20日から受付開始という独自のルールも押さえておきたいポイントです。
栃木県内で高規格温泉キャンプ場を探すなら、同じ栃木県の「森と星空のキャンプヴィレッジ」(茂木町)が比較対象になります。塩原グリーンビレッジはサイトがタイトな分、静けさと自家源泉の温泉に特化しています。静かな湯治派なら塩原、アクティビティと広いサイトを重視するなら森と星空、と好みで選び分けるのがおすすめです。
※ご利用月の3ヶ月前の20日から予約受付開始です(例:8月分は5月20日〜)。詳細・空き状況は公式サイトでご確認ください。