ツリーハウスと小川が誘う、浅間山麓のファミリー楽園。ただし突風と底冷えは本気で来る。
設備・清潔さは国内最高水準のファミリー向け高規格キャンプ場だが、浅間山麓特有の「浅間おろし」と呼ばれる猛烈な突風でテントのポール折れ・倒壊事故が毎年発生している。加えて標高約1,100mのため夏でも朝晩は冷え込み、春・秋でも夜間氷点下になることがある。イベントが充実しファミリー層の割合が非常に高いため、静寂を求めるソロキャンパーにはミスマッチになりやすく、週末・連休は予約開始と同時に即完売するレベルの争奪戦になる。
4〜5月でも夜間は氷点下になる日があり、冬用シュラフや暖房器具などの本格的な防寒装備が必要。「浅間おろし」の突風リスクも通年で警戒したい時期。
標高約1,100mで平地より気温が5〜10度低く、避暑地として快適。ただし朝晩は冷え込むため長袖は必携で、アブ・ブヨ対策の防虫スプレーも忘れずに。
10〜11月は紅葉が美しい一方、夜間は氷点下になる日も珍しくない。突風とあわせて「ガチの冬装備」で臨むのが安全。
11月〜4月中旬は積雪と路面凍結が本格化し、スタッドレスタイヤまたはチェーンが絶対必須。冬季ならではの静けさと雪景色が魅力だが、装備不足での来場は厳禁。
北軽井沢スウィートグラスは、国内最高峰クラスの設備とサービスを誇るファミリー層向けの高規格キャンプ場だ。トランポリンや水鉄砲バトル、ハロウィンイベントなど「テーマパーク」と評されるほどコンテンツが充実しており、小さな子供連れの家族が多いのも納得の内容になっている。
水回りの清潔さとスタッフのホスピタリティは完璧に近く、キャンプ初心者でも安心して利用できる設計だ。24時間利用可能なコインシャワーや薪焚きの貸切風呂など、快適性を高める仕掛けも豊富にある。
一方で、浅間山麓ならではの「容赦ない突風」と「想定を裏切る冷え込み」という苛酷な自然環境も併せ持つ。高規格だからと油断して貧弱なペグや不十分な防寒具で臨むと痛い目を見るタイプの施設であり、長めの鍛造ペグによる突風対策と万全な防寒対策が欠かせない。
林間エリアを歩いていると、木に吊るされた手作り風のブランコ「ハイジのブランコ」に出会う。公式サイトの設備一覧にはほとんど載っていない、口コミでじわじわ広まっている隠れフォトスポットだ。夜になると、管理棟付近で白いスクリーンにライトを当てて虫を集める観察コーナーが不定期に開かれることもあり、図鑑片手に虫を眺める親子の姿も見られる。もう一つ見落とされがちなのが、サイト料金に薪代が含まれている点。到着してすぐ焚き火を始められるのは高規格施設としては珍しい設計だ。ただしカフェのモーニング営業は日曜のみ、ナイト営業も週末限定と曜日が絞られているため、狙って利用したいなら日程を合わせる必要がある。
浅間山麓・軽井沢エリアの高規格キャンプ場として、北軽井沢スウィートグラスとよく比較されるのが、県境を挟んだ長野県側の「ライジングフィールド軽井沢」だ。どちらも人気が高く予約は取りにくいが、施設の“性格”は対照的なので、選ぶ際の参考にしたい。
※こちらは施設公式サイトへのリンクです。予約サイト「なっぷ」等では取り扱いがなく、会員登録の上で公式サイトから直接予約する形式となります。