鳥取池緑地・桜の園

大阪府緑の百選、鳥取池ダム下に広がる無料のストイックな野営地

人気レベル S
⚠ 事前に知っておきたいポイント

阪南市が管理する「大阪府緑の百選」の無料キャンプ場です。利用には事前に阪南市役所(生涯学習推進室)への申請が必要で、利用日の7日前までに受付場所または郵送での手続きが求められます。周囲を険しい山々に囲まれた谷底のため、主要キャリアの電波はほぼ入りません。また炊事場の水は飲用不可、駐車場からサイトまでは荷物の手運びが必要と、無料と引き換えに相応の準備と覚悟が求められる施設です。

スマホほぼ圏外 飲料水は持参必須 手運び運搬
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現地でわかった!9つのリアル事情

料金相場無料
  • 阪南市が管理する緑地公園であり、事前に市役所へ申請すれば無料でキャンプ利用ができます。
  • 大阪府内で無料で野営できる施設は非常に希少で、ボランティアの手入れによって環境が保たれています。
ゴミ処理完全持ち帰り
  • ゴミは完全持ち帰りが絶対ルールです。無料施設を存続させるためにも、灰や炭の処理を含めて「来た時よりも美しく」の精神が欠かせません。
  • 生ゴミや空き缶をすべて持ち帰る必要があるため、BOSなどの防臭袋を用意しておきましょう。
設営広さかなり手狭
  • テントサイトは全部で6区画あり、自然の地形を活かした林間サイトのため、一つひとつの区画は決して広くありません。
  • 大型のツールームテントは張れないリスクが高いため、ソロ用や2〜3人用の小型ドームテントが現実的です。
トイレの質水洗ではない
  • 公式サイトでも案内されている通り、トイレは水洗ではありません。清掃はされていますが、夜間は照明に虫が集まりやすい環境です。
  • 高規格施設の水洗トイレに慣れていると、心理的なハードルを感じる方もいるかもしれません。
虫の警戒度最大警戒
  • 鳥取池という水源と深い森に囲まれた大自然のため、夏場はアブ、ブヨ、巨大なヤブ蚊、マダニの脅威にさらされます。
  • 肌の露出は避け、ディート配合の虫除けスプレーや森林香でしっかり備えておく必要があります。
お風呂の有無設備なし
  • 施設内にシャワーや入浴設備は一切ありません。
  • 汗を流したい場合は、キャンプ終了後に山を下りて阪南市街地方面の温浴施設へ向かう必要があります。野営中は汗拭きシート等で凌ぐことになります。
買い出し難易度飲料水は特に注意
  • 阪和自動車道「阪南IC」や第二阪和国道を降りて、阪南市街地のスーパーで食料と大量の飲料水を調達しておきましょう。
  • 周辺には自販機すらないため、買い忘れによる下山は時間と体力の大きなロスになります。
電波状況ほぼ圏外
  • 周囲を険しい山々に囲まれた谷底という立地のため、主要キャリアすべてでほぼ圏外になります。
  • 外部との連絡手段が絶たれるため、緊急時の対応も含めてリスク管理をしっかり考えておく必要があります。
アプローチ事情ダート路+手運び
  • 阪南市街地から鳥取池ダム方面へ向かう道は、途中から締まった砂利のダート路になり、離合困難な箇所が多くあります。
  • 道路以上に厳しいのが「駐車場からキャンプサイトまでの荷物の手運び」です。車の乗り入れはできないため、覚悟しておきましょう。
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シーズン・気候のリアル事情

SPRING

桜の名所として知られ、花見キャンプが楽しめる季節です。夜間は強烈な底冷えに見舞われるため、防寒着と冬用シュラフをしっかり準備しておきましょう。

SUMMER

山深い谷筋のため木陰が多く比較的涼しい一方、湿気が高く虫の活動が非常に活発になる季節です。虫対策を万全にして臨みたいところです。

AUTUMN

過ごしやすい気候ですが、晩秋の夜間は春先同様の底冷えに襲われます。防寒対策を怠らないようにしましょう。

WINTER

年間を通じて利用可能とされていますが、年末年始(12月29日〜1月3日)は使用できません。冬季は特に底冷えが厳しくなるため、装備を十分に整えてから訪れましょう。

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総合分析レポート

紀泉高原自然休養林の麓、鳥取池ダムの下にある、大阪府緑の百選にも選ばれた美しい環境です。事前に阪南市役所へ申請すれば無料で利用できるという、大阪府内でも非常に貴重な野営地といえます。

ただし、無料である裏側には相応の厳しさがあります。スマホの電波はほぼ入らず、炊事場の水道水は飲用不可、そして駐車場から荷物を自力で運ぶ必要があるなど、現代のオートキャンプの利便性とは対極にある環境です。安易な気持ちで訪れると、想像以上に過酷に感じるかもしれません。

すべてを自己完結できる装備と知識を持ったベテランキャンパーや、真の野営体験を求める方に向いている施設です。初めてのキャンプにはあまり向かないので、経験を積んでから挑戦することをおすすめします。

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編集部が現地で気づいたこと

この施設は令和2年4月から、地元の市民団体「桜の園の会」が委託を受けて管理運営を行っています。飛び込みでの当日利用ができず、事前申請が必須という運用は、この管理体制によるところが大きいようです。また、火気の使用は指定の「かまど」または「キャンプファイヤー場」に限られており、サイト内での焚き火や焚き火台の使用は禁止されています。デイキャンプで火気を使う場合も利用申請が必要になるため、日帰りのお花見BBQなどを考えている場合も、事前の届け出を忘れないようにしたいところです。阪南市に大雨・洪水・暴風警報や土砂災害警戒情報が発令されると、利用許可後であっても自動的に取り消されるルールもあるので、悪天候が予想される際は天気予報をこまめに確認しておくと安心です。

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近隣の似たタイプのキャンプ場と比べると

同じ大阪府内でも、無料の野営地と、有料で快適さを備えた林間サイトでは前提が大きく異なります。

クラインガルテン能勢(豊能郡能勢町・林間)より快適寄りのタイプ
  • 同じ大阪府内ですが、クラインガルテン能勢は有料の林間サイトで、水洗トイレやペット同伴サイトなど設備面での快適さが優っています。
  • 電波状況も、鳥取池緑地がほぼ圏外なのに対し、クラインガルテン能勢は場所によっては電波が入るなど、通信面の安心感に差があります。
  • 無料でストイックな野営を求めるなら鳥取池緑地、多少の出費で快適さを取りたいならクラインガルテン能勢、と好みで選び分けるとよさそうです。
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快適に過ごすための必読アドバイス

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現場のリアル事情まとめ

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独自集計データ:現地お役立ち指数

夏の暑さ・強風の対策必要度低め
週末の混雑・場所取りの激しさ低め
お風呂(シャワー)の使いやすさ・快適度設備なし
虫の気になり度最大警戒
道中の運転のしやすさ(悪路の心配なし)要注意
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地図

施設公式サイトで申請方法・利用案内を確認する

※こちらは施設情報ページです。利用には阪南市役所(生涯学習推進室)への事前申請(利用日の7日前まで)が必要です。