エメラルドグリーンの湖とラベンダー畑、富良野エリアの王者が誇る絶景
フリーサイトは予約不要・先着順(バンガローは要予約)だが、湖に向かってすり鉢状に傾斜した地形のため完全に平らな場所はごくわずか。金曜夜か土曜朝イチで動かないと平坦なエリアは確保できず、多くのキャンパーが斜めのままテントを張ることになる。駐車場からサイトまでは標高差があり、リヤカーでの荷物運搬(特に帰りの上り坂)は覚悟が必要。夏休みの週末やラベンダーの時期(7月)は敷地全体がテントで埋まる超激戦区となる。
営業開始は例年5月から。湖畔のため朝晩はまだ冷え込みやすく、防寒対策が必要。
7月のラベンダーシーズンと夏休みが最繁忙期。湖からの朝露でテントが濡れやすく撤収に時間がかかる点、夜は冷え込む点、アブ・蚊への対策が必要な点に注意。
混雑が落ち着き、カラマツの紅葉と湖のコントラストが楽しめる季節。ただし9月末には営業終了する。
積雪期は営業を休止する季節営業型の施設。訪問前に開設期間を必ず公式情報で確認したい。
かなやま湖畔キャンプ場は、エメラルドグリーンに輝くかなやま湖と手入れの行き届いたカラマツの森が織りなす、北海道でもトップクラスの絶景を誇るキャンプ場だ。夏場はすぐ隣にラベンダー畑が広がり、湖と花畑のコントラストを楽しめるという、富良野エリアならではの贅沢な体験ができる。
一方で、湖に向かってすり鉢状に傾斜した地形は最大のハードルであり、完全に平らな場所を確保できるかどうかがその夜の睡眠の質を大きく左右する。駐車場からサイトまでの標高差もあり、リヤカーでの荷物運搬、特に撤収時の上り坂は体力的に厳しいとの声が多い。夏休みの週末やラベンダーの時期は敷地全体がテントで埋め尽くされるほどの激戦区となる点にも注意したい。
総合すると、湖畔の絶景と富良野観光を満喫したいファミリー・カップル層には北海道でも屈指の名所と言える。傾斜地での設営技術と荷物運搬の体力さえクリアできれば、忘れられない滞在になるだろう。
かなやま湖畔キャンプ場は「予約不要・先着順」のフリーサイトが基本だが、職員が不在になる午後6時〜翌午前8時30分の間に到着した場合は、その場での受付ができず翌朝あらためて管理棟で手続きする運用になっている。到着が遅くなりそうな日は覚悟しておきたい。また、混雑期の穴場として編集部が現地で確認したのが、管理棟前の湖畔寄りサイト以外に西側の奥にも盛土でならされた平坦地があること。目立たない位置にあるため、静かに過ごしたい人は狙い目だ。徒歩数分の「かなやま湖保養センター」の大浴場は5〜10月は午後8時まで営業と、時期によって利用可能時間が延びる点も見落としやすい。さらに無料のドッグランも併設されており、愛犬連れの利用者には嬉しいポイントとなっている。
同じ富良野エリアでラベンダーの時期に人気が集中する施設として、上富良野町の「日の出公園オートキャンプ場」がよく比較対象に挙がる。同じ「夏のラベンダー×キャンプ」を狙えるロケーションだが、予約制度と料金体系は対照的だ。
※フリーサイトは予約不要・先着順です。バンガローは要予約で、公式サイト(モンベル)からのオンライン予約となります。営業期間は例年5月〜9月です。