道北を目指す旅人の聖地。ゴルフ場級の極上芝生とランドリー完備のオアシス
フリーサイトは予約不要だが、オートサイトやバンガロー、「やすらぎの家」は要予約。道北の原野ゆえ遮るものが少なく、強風でタープが飛ばされる被害が多発しているため、30cm以上の長いペグでの固定が必須。また兜沼周辺の林間エリアは無風の夕方に蚊の猛攻を受けるほか、周辺に店がなく買い出しは豊富町や稚内市街地で事前に済ませておく必要がある。
営業開始は例年5月1日から。道北の原野は本州の春とは体感が異なり、まだかなり肌寒い。
本州のような猛暑にはならず涼しいのが道北の夏だが、夜は冷え込むため8月でも長袖・フリースが必須。強風とタープ飛散、夕方の蚊にも注意したい。
虫が減り過ごしやすくなる季節。ただし営業終了は9月30日までのため、訪問可能な期間は短い。
積雪期は営業を休止する季節営業型の施設。訪問前に開設期間を必ず公式情報で確認したい。
兜沼公園キャンプ場は、サロベツ原野の北端、兜沼の湖畔に広がる広大な敷地に、ゴルフ場と見紛うほど手入れの行き届いた芝生を誇るキャンプ場だ。コインランドリーやシャワーも完備されており、道北・宗谷方面を目指す旅人やライダーにとって、長期ツーリングの拠点として非常に頼りになる存在となっている。
一方で、遮るものが少ない道北の原野特有の強風は侮れず、短いペグではタープが飛ばされる被害が実際に報告されている。また兜沼周辺の林間エリアは夕方に蚊が大量発生し、周辺に店がないため買い出しは豊富町中心部や稚内市街地で事前に済ませておく必要がある。
総合すると、極上の芝生と静かな星空、そして充実した設備を求める旅人・ライダーには道北屈指のオアシスと言える。強風・虫・買い出しという3つの弱点さえ事前に対策できれば、快適で忘れがたい滞在になるだろう。
兜沼公園キャンプ場は、入口を入ってすぐ右手に夜警室の建物があるが、実際の受付はそこからさらに50メートルほど奥に進んだ場所にあるため、初めて訪れると受付を探して迷うケースがあるようだ。また持参テントは予約不要・先着順である一方、バンガローと「やすらぎの家」は予約制で、電話(9:00〜18:00)またはインターネット予約フォーム(当日分は17時締切)から申し込む二段構えの仕組みになっている。バンガローは兜沼の畔に近い棟ほど沼の景色が見渡せるため、宿泊棟を選ぶなら畔側の号棟を希望しておきたい。
兜沼公園キャンプ場と同じ「予約不要・旅人ライダー御用達」の道内施設として、別海町の尾岱沼ふれあいキャンプ場と羅臼町の羅臼温泉野営場が挙げられる。いずれもフリーサイトは予約不要だが、直面するリスクの種類が大きく異なる。
※フリーサイトは予約不要です。オートサイト・バンガロー・やすらぎの家は要予約で、電話予約は4月1日、ネット予約は4月2日より受付開始(電話:0162-84-2600、受付時間9:00〜18:00)。営業期間は例年5月1日〜9月30日です。