風を遮るものが一切ない太平洋沿岸の「完全な吹き晒し」です。天候が崩れると暴風の直撃を受け、通常のペグやタープでは対応できません。地面は芝生の下が柔らかい砂地寄りのため、30〜40cmの長尺ペグやV字ペグでのクロス打ちが必須です。また車の乗り入れ・横付けは禁止されています。
開設は例年4月29日頃からです。海沿いのため、春先はまだ肌寒く海風も強い日が多いようです。
もっとも賑わうシーズンですが、太平洋沿岸特有の海霧(ガス)が発生しやすく、テントも寝袋も湿度で濡れてしまうことがあります。防水対策は必須です。
閉設は例年9月30日頃までです。秋は海風がさらに強まる傾向があるため、しっかりとした強風対策を持って臨みましょう。
シーズン営業のため冬季は休業します。開設・閉設の正確な日程は晩成温泉公式サイトで確認するのが確実です。
晩成温泉キャンプ場は、太平洋に面した大樹町の海岸にある野営場です。何と言っても最大の魅力は、目の前にある国内でも珍しいヨード泉「晩成温泉」の存在です。赤褐色の個性的な湯に浸かるためだけに、遠方から訪れるライダーや旅人が後を絶たない、道東でも屈指の人気施設です。
その一方で、風を遮るものが一切ない「完全な吹き晒し」という立地は、初心者には過酷な環境でもあります。天候が崩れれば暴風がタープを引き裂き、海霧が発生すればテント内までしっとり湿ってしまうこともあります。地面も柔らかい砂地寄りで、短いペグでは簡単に抜けてしまいます。
買い出しも絶望的に不便なため、大樹町市街地での事前準備が不可欠です。それでも、しっかりとした準備と経験があれば、他では味わえない絶景と名湯を堪能できる、価値ある聖地と言えるでしょう。
晩成温泉の向かいには「晩成の宿」という通称で呼ばれる宿泊施設(正式名称:大樹町学童農業研修センター)があり、キャンプではなく屋根のある部屋に泊まりたい場合は、こちらを1泊2食付きで電話予約することもできます。受付はキャンプ場と同じ晩成温泉棟で行い、コインランドリーや調理実習室も備えています。また晩成温泉の大浴場にはサウナが併設されており、セルフロウリュができる点も日帰り温泉としては珍しい設備です。なお、冬季(10月〜3月)は毎週火曜日が定休日となるため、閉設期間外に立ち寄り入浴だけを目的に訪れる場合は曜日にも注意が必要です。
同じ十勝エリアの高規格オートキャンプ場「さらべつカントリーパーク」と比べると、設備の充実度と過ごし方の方向性がまったく異なります。快適さを取るか、非日常の開放感を取るかで選びたい施設です。
※こちらの情報は、現時点で集まったリアルな口コミやデータをもとにした目安です。
※このデータは、当サイトがリアルな声やスペックをもとに独自にまとめた目安です。他のキャンプ場との比較チャートも、データが集まり次第どんどん追加していく予定です!
※こちらは予約不要・先着順の施設です。宿泊・車中泊の受付は当日20時までとなっています。お問い合わせは晩成温泉(01558-7-8161)まで。