無料で楽しめる貯水池畔の穴場。ただし、虫とヒグマへの備えだけは絶対に妥協できません。
山々に囲まれた南丘貯水池のほとりに広がる、無料で利用できる穴場のキャンプ場です。白樺の木立、カヌーや釣り、満天の星空といった魅力の裏で、深い森ならではの虫の多さ、ヒグマの生息域に近いという事実、そしてスマホの電波が届きにくいという野生の厳しさとも向き合う必要があります。
例年5月上旬頃の開設です。雪解け直後は地面がぬかるみやすく、深い森の中はなかなか乾かないようです。防水性の高い靴があると安心かもしれません。
虫の発生がピークを迎える時期です。日照時間が短く湿気もこもりやすいため、テントのボトムが泥や腐葉土でドロドロになるリスクも高いようです。厚手のグランドシートを忘れずに。
空気は澄んで気持ちよい季節ですが、ヒグマが冬眠前で活発になりやすい時期とも言われています。日没も早まるため、暗くなる前の行動を意識してくださいね。
例年9月末で営業終了となり、積雪期は利用できません。冬場の訪問を考えている場合は、事前に営業状況を確認しておきましょう。
和寒町南丘森林公園キャンプ場は、「無料」「手つかずの自然」という魅力がある一方で、凶悪な虫、電波の届きにくさ、ヒグマ出没の警戒、買い出しの不便さといった、大自然ならではの厳しさとも向き合う場所と言えそうです。白樺の木立に囲まれた貯水池は美しく、カヌーや釣りも楽しめる隠れた穴場のようです。
設備が最小限にとどめられている分、しっかりとした準備と経験がある方にとっては、コストをかけずに深い自然を楽しめる貴重なフィールドになっています。利用者が少なく完全にソロになると、夜の静寂の中で森から聞こえる獣の気配と、スマホが繋がらない孤独感を強く感じることもあるようです。地面は腐葉土で柔らかいため、標準的なアルミペグではテンションがかからずすっぽ抜けてしまうこともあるようです。
自己完結型のキャンプスタイルに慣れた方、静けさと引き換えに多少の不便を受け入れられる方には、道北の懐深くで過ごす特別な時間を味わえる場所としておすすめできそうです。訪問前には和寒町のホームページなどで直近のヒグマ出没情報を必ず確認しておきましょう。
南丘貯水池は天然の湖ではなく農業用の貯水池で、そのためモーター付きボートは禁止、釣りはキャッチ&リリースが前提というルールになっています。この一手間のおかげで水質や静けさが保たれているようで、カヌーで湖面をのんびり漕ぐスタイルが似合う場所です。また、園内のレンタサイクルは無料で借りられるため、遊歩道(一周約4km)のサイクリングや、せせらぎ水路での子どもの水遊びと組み合わせた滞在もしやすいようです。
電波については、キャリアによって差が大きいという声が複数見られます。ソフトバンクは比較的つながりやすい一方、auはほぼ圏外になるという報告があり、事前にどのキャリアで来るか意識しておくとよさそうです。また盆地状の地形のため、8月下旬でも最低気温が9.5℃まで下がった実測例があるなど、真夏でも油断できない冷え込みがあることも覚えておきたいポイントです。
同じ和寒町内には、もう一つの無料キャンプ場「和寒町ふれあいの森キャンプ場」があります。距離が近いだけに比較されやすい2施設ですが、キャラクターはかなり異なるようです。
※こちらの情報は、現時点で集まったリアルな口コミやデータをもとにした目安です。
※このデータは、当サイトがリアルな声やスペックをもとに独自にまとめた目安です。他のキャンプ場との比較チャートも、データが集まり次第どんどん追加していく予定です!
※事前予約は受け付けておらず、先着順で管理棟にて利用申請を行う形式です。17時以降の到着の場合は翌朝の申請となります。お問い合わせは和寒町産業振興課(0165-32-2423)または管理棟(0165-32-4151)へ。