お湯・清潔・ゴミ捨てOKの三拍子。大雪山の懐で登山者もファミリーも満たす優等生。
設備の充実度は道北エリア屈指ですが、国道39号線がすぐ隣を通っているため、夜間は大型トラックの走行音がかなり響くとの声があります。また7〜8月はアブが大量発生し、車のドアを開けた瞬間に入り込んでくるほどの猛威を振るうため、虫除け対策は必須です。層雲峡温泉街までは車で10分ほどかかり、徒歩では行けない点も覚えておきましょう。
例年4月下旬にオープン。雪解け水を集めた渓谷が美しい季節だが、夜間はまだ冷え込みが厳しいため防寒着は必須。
渓谷にあるため日差しが陰ると一気に涼しくなり、夏でもフリースが必要な夜もある。一方で7〜8月はアブ・ブヨの大量発生期にあたり、虫対策なしでは厳しい季節でもある。
大雪山は全国一早い紅葉の名所として知られ、涼しく快適に過ごせる季節。例年10月末でシーズンがクローズする。
冬季も金〜日曜を中心に営業しており、雪中キャンプを楽しむこともできる。積雪期特有の防寒装備が必要。
層雲峡オートキャンプ場は、お湯の出る炊事場、ウォシュレット完備の清潔なトイレ、完全分別可能なゴミ回収という高規格インフラを備え、大雪山黒岳への登山者からファミリーキャンパーまで幅広く支持されている優等生キャンプ場です。朝起きるとエゾシカの親子が場内で草を食む牧歌的な光景も、この場所ならではの魅力です。
一方で、隣接する国道39号線の走行音は夜間にやや気になるとの声があり、また7〜8月に訪れる場合はアブの大量発生という試練が待っています。層雲峡温泉街までは車で10分ほどかかるため、徒歩で気軽に立ち寄れるわけではない点も事前に理解しておきたいポイントです。
総合的には、設備の充実度と大雪山の自然を両立させたいファミリーや登山者には非常におすすめできる一方、完全な静寂を求める方は国道の音を、夏に訪れる方はアブ対策をそれぞれ踏まえた上で計画するとよいでしょう。
層雲峡は夏季営業を10月末で終えたあと、11月をまるまる休業期間としてはさみ、12月以降は週末限定の「冬キャンプ」営業に切り替わるという特殊な年間スケジュールを組んでいます。冬季はバンガローとオートサイトが休止し、除雪されたエリアのみのフリーサイト利用となる点に注意が必要です。またバンガローやコテージ、炊事棟にはコンセントが備わっているものの容量が小さく、家電製品の持ち込みはできません。フリーサイトはそもそも通年で予約を受け付けておらず、当日キャンプ場事務所に直接出向いて申し込む方式になっている点も、訪問前に知っておきたいポイントです。
北海道内で同じ「高規格・ファミリー」タグを持つ施設としては、札幌近郊の「定山渓自然の村」が比較対象になります。同じ高規格路線でも、アクセスのしやすさと営業期間の面で明確な違いがあります。
※オート区画サイト・バンガロー等はネット予約(なっぷ)に対応していますが、フリーサイトは予約不可・当日キャンプ場事務所での直接受付のみです。シーズン中はキャンプ場管理棟(01658-5-3368)、オフシーズンは層雲峡観光協会(01658-2-1811)へお問い合わせください。