高規格設備と絶景の夕日が魅力の海岸キャンプ場だが、遮るものがない立地ゆえに日本海からの強風とペグ抜けのリスクが最大の敵。加えて、かつて徒歩圏の魅力とされていた隣接の日帰り温泉「夕陽温泉WAO」は男鹿市の施設廃止方針により2024年3月末で正式に閉館しており、現在は入浴できない点に要注意。
営業期間は例年4月20日頃から。春先は日本海からの風がまだ冷たく、しっかりとした防風・防寒対策が必要。
海水浴シーズンのピークで、夏休み期間は海水浴客とファミリーで大変混雑する。日本海に沈む夕日は圧巻だが、強風時はタープの設営が困難になることもある。
海水浴客が減り、落ち着いて夕日と静けさを楽しめる時期。10月31日頃までの営業。
例年11月〜4月中旬は営業期間外で利用不可。日本海側特有の厳しい冬の季節風が吹く時期でもある。
宮沢海岸オートキャンプ場「キャンパルわかみ」は、「日本の水浴場88選」に選ばれた宮沢海水浴場に隣接する高規格オートキャンプ場だ。芝生・デッキの2タイプのオートサイトに加えテント専用サイトやキャンピングカーサイトも備え、水洗のサニタリー棟も清潔と、設備面での完成度は高い。何より日本海に沈む夕日の美しさは、秋田県内でも屈指のロケーションと言える。
従来「徒歩圏内の日帰り温泉」として案内されてきた「夕陽温泉WAO」は、男鹿市議会の施設廃止方針により2024年3月末で正式に閉館しており、隣接する宿泊施設「かんぽの里コテージ村」も同時に廃止されている。かつての最大の魅力の一つが失われている点は、訪問前に必ず押さえておきたい。
もう一つの攻略ポイントは日本海からの強烈な海風だ。遮るものがほとんどない立地のため、強風時はタープの設営が困難になったり、テントのポールが曲がる事故も起こり得る。風速予報のチェックと、砂地でも抜けにくいペグの準備が快適さを左右する。夏休み期間の混雑さえ許容できれば、絶景と設備の充実度で満足度の高い海キャンプになるはずだ。
キャンパルわかみは、日本海沿いの景色だけでなくサイト種別による料金差が大きい。現行の案内では入場料が大人500円、小・中学生250円、テントサイト宿泊は4,500円〜、キャンピングカーサイト6,600円、広場兼用テントサイト2,200円という構成。チェックイン14:00、アウト10:00、日帰り10:00〜16:00で、営業は4月下旬〜10月が基本だ。過去の掲載では大人400円・子ども200円、オート4,100円台〜という旧料金も残っているため、予約時は最新料金表を確認したい。海岸そのものに近い立地で、夕日と海水浴の魅力は大きい一方、強風時は大型タープや背の高いテントほど影響を受ける。電源付き・キャンピングカー・広場兼用など予算と装備に応じて選べるため、“海辺だから全部同じサイト”ではなく、自分の幕と車種に合う区画を選ぶことが快適さを左右する。
※こちらはネット予約不可のため、現地(0185-22-8222)へお電話でご予約ください。営業期間は例年4月20日頃〜10月31日頃です。隣接していた「夕陽温泉WAO」は閉館済みですのでご注意ください。