大自然ゆえの最大のリスクは「熊」。周辺はツキノワグマの完全な生息エリアで、場内・近隣での目撃情報が絶えず、出没によって一部サイトが急遽閉鎖されることもある。さらに通年営業で名高い「雪中キャンプ」では、一晩で数十センチ降る豪雪によるテント倒壊や、換気口の閉塞による薪ストーブ等の一酸化炭素中毒死のリスクという命に関わる危険が潜む。装備と知識の両方が求められるキャンプ場だ。
桜のあるテントサイトでお花見キャンプが楽しめる季節。積雪の名残がある時期もあるため足元の確認は必要。
夏休みの風物詩であるバーベキューが人気だが、深い山と森ゆえブヨ・アブ・蚊が容赦なく襲ってくるため防虫対策は必須。
小安峡の紅葉狩りの後に露天風呂でくつろぐのが定番の楽しみ方。過ごしやすい気候の穴場シーズン。
「雪中キャンプの聖地」として名高い一方、一晩で数十センチのドカ雪が降り、テント倒壊や薪ストーブの一酸化炭素中毒のリスクがある。夜通しの雪かきを覚悟し厳重な安全対策が必要。
とことん山キャンプ場最大のアイデンティティは、場内に完備された源泉かけ流しの露天風呂に「滞在中何度でも入り放題」という神がかったメリットだ。星空や雪景色を眺めながらの入浴体験は他のキャンプ場では絶対に味わえず、通年営業しているため春夏秋冬すべての季節でこの贅沢を楽しめる、秋田県屈指の大人気キャンプ場である。
その一方で、周辺はツキノワグマの完全な生息エリアであり、場内や近隣での目撃情報が絶えない。過去にはクマの出没によって一部のテントサイトが急遽立ち入り禁止・閉鎖になったこともあり、熊鈴やラジオでの音出し、食料の完全密閉・車内保管はキャンパーの義務と言える。また、通年営業ゆえに名高い「雪中キャンプ」は、一晩で数十センチ降る豪雪によるテント倒壊や、換気口の閉塞による一酸化炭素中毒死という命に関わるリスクを伴う。
買い出しは湯沢市街地からかなり山奥に入るため、事前準備が欠かせない。虫害についても夏場から秋口はブヨ・アブ・蚊が容赦なく襲ってくるため長袖と防虫対策が必須だ。大自然の驚異を正しく恐れ、十分な装備と知識を持って挑む者だけに許された、極上の楽園と言える。
とことん山は「キャンプ料金に温泉が含まれる」という一点だけでも、秋田の山間キャンプではかなり特殊だ。2026年4月1日から料金改定が行われ、テント泊は月やシーズンで変動するが、大人1人あたりおおむね1,300〜1,800円帯で温泉利用込み。さらにバンガローはレギュラー10,900円〜、コテージ17,500円〜、ツリーハウス5,500円〜という複数の宿泊形態を選べ、チェックイン15:00〜17:00、アウト10:00。しかも施設自体は通年営業で、雪中キャンプを正式な選択肢として扱っている。夏だけ営業する高原キャンプ場とは違い、積雪期に温泉と雪をセットで楽しめることがこの施設最大の個性だ。天然温泉を場内で使えるため、冬に身体を温める手段が確保されているのも大きい。一方で温泉込みという便利さゆえ、単純に「最安のテント泊」を探す人には無料・低料金サイトの方が合う。ここは宿泊費ではなく、温泉・冬営業・建物泊への切替まで含めた総合力で選ぶ施設である。
※こちらは施設公式サイトの予約・お問い合わせページです。各宿泊施設・常設テントの利用は事前予約が必要です。