公園内のパークゴルフ場と隣接温泉「湯とぴあ雁の里温泉」により、幅広い年齢層で賑わう穏やかな公園キャンプ場。大自然のサバイバル感はなく、危険なリスクはほぼない。強いて言えば内陸の夏の猛暑と、池がある関係での蚊の多さ程度が注意点。
例年4月中旬に開場(積雪状況により変動)。春先はまだ肌寒い日もあるため、防寒着があると安心。
内陸の平野部特有のフェーン現象で猛暑になる日がある。日陰の少ないサイトもあるため遮光タープと熱中症対策が必須。池があるため蚊も増える時期。
朝晩は涼しく過ごしやすい快適な時期。園内の紅葉を楽しみながらのキャンプに向く。11月頃まで営業。
積雪のため休業期間。翌シーズンの予約受付は毎年4月1日に管理棟の電話で行われる点に注意。
雁の里山本公園キャンプ場は、秋田県南部・美郷町の公園内に整備された、ファミリー層とシニア層に愛される穏やかなキャンプ場だ。格安の料金設定、綺麗に刈り込まれた芝生サイト、そして徒歩圏内の日帰り温泉という三拍子が揃い、初心者でも気負わず楽しめる。
敷地内にはパークゴルフ場も併設され、日中は地元の方々やシニア層で賑わう。大自然の中でのサバイバル感や孤独感を求める場所ではなく、安心・安全な「平和な公園キャンプ」を体験できる点が最大の魅力だ。危険なリスクはほぼなく、夏場のフェーン現象による暑さと、池に由来する蚊対策さえ押さえておけば快適に過ごせる。
国道13号沿いでアクセスも良好なため、秋田県南部を巡るキャンプ旅のベースキャンプとしても使い勝手が良い。ファミリーキャンプデビューの一枚として自信を持っておすすめできる施設だ。
雁の里は“格安フリーサイトだけの公園キャンプ”ではなく、料金改定後の現在は用途ごとの選択がかなり明確だ。公式案内ではオートキャンプは全6区画で電源込み1泊3,200円、テント(タープ含む)サイトは1泊1張2,200円、バンガローは1泊5,150円。利用受付はシーズン分を4月1日9:00から開始し、宿泊チェックインは10:30、アウトは翌10:00と入場が早い。しかも申告した時間より早いチェックインや延長には割増料金が発生するため、無料公園の延長感覚では使えない。場内ルールも具体的で、音響機器の使用は禁止、消灯は23:00。ゴミは一律持ち帰りではなく、炊事場のごみかごで「もやせる・もやせない・生ごみ」に分別する案内になっているのも特徴だ。最大の利点は温泉施設「湯とぴあ雁の里温泉」が目の前にあり、横手市街地から車約10分、大曲市街地から約20分という生活圏への近さ。自然の奥深さより、温泉・買い出し・早いチェックインを組み合わせて楽に過ごすキャンプに強い。
同じ“公園内の芝生キャンプ”で比較しやすい秋田県立中央公園は、宿泊一般300円という圧倒的な低料金が魅力。ただし予約締切や空港隣接というクセがある。雁の里は料金が上がる代わりに、電源付きオート区画と隣接温泉で快適性を買うタイプだ。
※ネット予約は不可のため、雁の里管理休憩棟(TEL.0187-83-2707)へ電話でご予約ください。毎年4月1日にその年の予約受付が開始されます。