本州最南端の絶景と貸切露天風呂が自慢のリゾートキャンプ場ですが、海からの風を遮る障害物がなく、強風時はタープはもちろんテントの設営自体が難航することもあります。地面も硬く締まっているため、付属の細いペグでは太刀打ちできません。30cm以上の鍛造ペグと重量級ハンマーの持参を強くおすすめします。
海沿いのため気温の変化が比較的穏やかで、過ごしやすい季節です。ただし春先も海風は強めに吹くことがあるので、防風対策は油断しないようにしましょう。
展望サイトは日差しを遮るものがなく、灼熱になりやすい環境です。日除けタープや十分な水分補給の準備を。無風の夕方は虫が集まりやすい点にも注意してくださいね。
過ごしやすい気候で星空観賞にもぴったりな季節ですが、台風シーズンと重なるため、出発前の気象情報とくしもと大橋の通行規制の確認は欠かせません。
海沿いのため防寒着があれば過ごせる日も多いですが、露天風呂は外気にさらされる分、脱衣所との寒暖差(ヒートショック)や強風下での洗髪がなかなかの試練になることも。
南紀串本リゾート大島は、本州最南端の紀伊大島に立地する高規格リゾートキャンプ場です。太平洋を一望する絶景の露天風呂や、豊富な宿泊タイプ・アクティビティが揃い、「ただ泊まる」だけでなく「体験を楽しむ」ことに価値を置いたリゾート型の施設と言えます。
一方で、その開放感は「海からの風を遮る障害物が一切ない」という現実と表裏一体です。強風時にはタープの設営を諦める判断が必要になることもあり、地面も硬く締まっているため、初心者が軽い気持ちで挑むと設営そのものに苦戦しかねません。30cm以上の鍛造ペグと重量級ハンマーの準備は、ほぼ必須の装備と考えておいたほうがよさそうです。
風と地面への備えさえ整えておけば、本州最南端ならではの星空と波音に包まれる特別な夜を楽しめる、ハイリスク・ハイリターン型のキャンプ場です。景色の良さだけで軽い気持ちで予約せず、事前の装備確認をおすすめします。
この施設ならではの特徴として、貸切露天風呂の予約方式が挙げられます。電話での事前予約は一切受け付けておらず、当日受付(管理棟)でお時間を書いた予約札を購入する完全現地決済・先着方式です。予約札が売り切れるとその日の貸切利用はできなくなるため、夕陽の時間帯を狙うなら、チェックイン後すぐに受付へ向かうのがコツです。また、予約システムも時期で分かれており、7月31日までとそれ以降で異なるオンライン予約窓口を使う運用になっている点も、他の施設ではあまり見かけない独自の仕組みです。
「お風呂・温泉が充実した高規格キャンプ場」という軸で比べると、同じ近畿エリアの奈良県・きなりの郷 下北山スポーツ公園キャンプ場が好対照です。どちらも入浴施設が最大の魅力ですが、立地とお風呂のスタイルが対照的なので、行き先選びの参考にしてみてください。
※ご予約はネット予約のみです。時期によって予約窓口が分かれているため、公式サイトのご予約ページから該当リンクをご確認ください。