「STUDY TO BE QUIET」。音楽も宴会も禁止、携帯電波も届かない山奥で、大人だけが辿り着ける静寂の聖域。
「音楽再生禁止」「宴会禁止」「大声での会話禁止」など、静けさを守るための厳格なルールを掲げる大人向けの施設で、生半可な気持ちでの利用はお断りされています。アクセス路もガードレールのない酷道・険道で、運転初心者は大きな不安を感じるレベルです。なお、2024年8月の台風10号による道路災害で一時休業していましたが、2025年8月2日より営業を再開済みです(訪問前に最新の道路状況の確認をおすすめします)。
山道沿いの落石や倒木が発生しやすい季節です。谷底のため日中でも薄暗く、朝晩は森の冷気で肌寒さを感じることがあります。
沢のせせらぎと涼しさが心地よい一方、ヤマビルをはじめとする吸血生物の活動が最も活発になる季節。雨上がりは特に警戒が必要。
虫の活動がやや落ち着き、満天の星空と焚き火をじっくり楽しめる季節。ただし日照時間が短く谷底は早く暗くなる点に注意。
谷底の深い森は冷え込みが厳しく、防寒装備は必須です。大雨・台風後は土砂崩れによるアクセス路の寸断リスクが常にあります。
炭焼の杜 明ケ島キャンプ場は、静岡県掛川市の山奥に位置する、「STUDY TO BE QUIET(穏やかなる事を学ぶ)」をコンセプトに掲げる異色のキャンプ場です。かつて閉鎖されていた「明ヶ島キャンプ場」を2017年にリニューアルオープンさせた施設で、森に浮かぶウッドデッキサイト「半月」「満月」や、焚き火専用プライベートサイト「THE FIRE PLACE」など、静けさと焚き火を心ゆくまで楽しむための仕掛けが随所に施されています。
最大の特徴は「音楽再生禁止」「宴会禁止」「大声での会話禁止」といった厳格なルールと、携帯電波が完全に圏外というデジタルデトックス環境です。アクセス路もガードレールのない酷道・険道が続き、この「究極のアクセス難」と「厳格な静粛ルール」という二重のフィルターが、騒がしい一般レジャー層を自然に遠ざけているようです。なお2024年8月の台風10号による道路災害で一時休業していましたが、2025年8月2日より営業を再開しています。
不便さ、虫の多さ、道の険しさのすべてを「ロマン」として受け入れられる玄人こそ、この極上の静寂を味わえるのかもしれません。鳥のさえずりと川のせせらぎ、焚き火の爆ぜる音だけを聞きたい大人のソロ・デュオキャンパーにとって、他に代えがたい理想郷と言えそうです。
編集部が現地で気づいたのは、予約方法が利用日までの残り日数によって切り替わる仕組みになっている点です。ネット予約は利用日の4日前まで受け付けていますが、それ以降は電話(0537-25-2507)での当日予約に対応しています。ただしいずれの場合も利用規約への同意(誓約書)が必須で、静粛ルールを事前に理解していないキャンパーをふるいにかける仕組みになっているようです。またこの施設はかつて閉鎖されていた「明ヶ島キャンプ場」を2017年にリニューアルオープンさせたもので、2024年8月の台風10号被害で一時休業した後、2025年8月2日に営業を再開したばかりという経緯があります。訪問前には念のため最新の道路状況を確認しておくと安心です。
「ソロキャンパー特化」という運用スタイルとしては、雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場(松崎町)もよく比較されます。どちらも一般レジャー層を遠ざける仕掛けがありますが、方法がまったく違います。
※ネット予約は利用日の4日前まで受付、それ以降は電話(0537-25-2507)にて当日でも予約可能です。ご利用の際は利用規約への同意(誓約書)が必要です。