目の前を大井川鐵道のアプト式列車がガタゴトと走り抜ける、日本でも珍しい鉄道キャンプ場です。
千頭駅から長島ダム・アプトいちしろ方面へ向かう県道・市道は道幅が非常に狭く、ブラインドカーブが連続する険道です。対向車が来ると数百メートルのバックを強いられる箇所もあります。また場内でのレンタル品貸し出しは新型コロナ以降AC電源以外休止中のため、手ぶらキャンプ希望者は事前の配送レンタル手配が必須です。直火・打ち上げ花火・発電機は全面禁止です。
3月20日から営業開始。谷底のため夜間は急激に冷え込みやすく、防寒着が必須。
大井川での水遊びや釣り、ミステリートンネル探検が楽しめるベストシーズン。谷底のため平地より涼しいです。
紅葉が美しく、周辺の温泉巡りにも最適。11月末までの営業期間内で過ごしやすい気候が続きます。
通常は11月末で閉場となるが、直近では冬季営業を実施した実績もあるため、真冬の利用を検討する場合は公式サイトで最新の営業情報を要確認。
アプトいちしろキャンプ場最大の魅力は、目の前を大井川鐵道の「アプト式列車(トロッコ列車)」がガタゴトと音を立てて走り抜けていくロケーションです。テントに居ながらにして列車に手を振り、乗客とコミュニケーションが取れるという、鉄道ファンや子供にとっては夢のような環境で、近年は観光地巡りのスポットとしても人気を集めているようです。
公式サイトで確認したところ、予約はすべてインターネット申し込み・クレジット決済のみとなっています。また、新型コロナウイルスの影響で場内でのレンタル品貸し出しはAC電源以外休止中となっており、手ぶらキャンプを希望する場合は配送型レンタルサービスの利用が推奨されている点は事前に押さえておきたいところです。ゴミは生ゴミも含め完全持ち帰り制、直火・打ち上げ花火・発電機・カラオケは全面禁止というルールも明確です。
「目の前を走る列車」「美しい芝生」「清潔なインフラ」という魅力が詰まった、奥大井の秘境・優良キャンプ場です。アクセスの悪さ(狭い険道)と買い出しの不便さというハードルはありますが、それを乗り越えた人だけが味わえる「鉄道と自然の融合」という感動が待っていそうです。
編集部が現地で気づいたのは、AC電源の申込みが「先着15件まで」という上限付きである点です。料金自体はテントサイト3,000円〜に入場料や電源代を積み上げていく方式ですが、電源を使う予定のある人は早めの申込みが必須ということになります。またレンタル品貸し出しが新型コロナ以降AC電源以外休止中という状態が現在も続いており、配送型レンタルサービスの活用が事実上の標準ルートになっているようです。直火・打ち上げ花火・発電機・カラオケが全面禁止、消灯は夜10時が原則という点も含め、静かに列車を眺めることに特化した運用方針が徹底されている印象を受けました。
同じ川根本町内で大井川鐵道沿いのキャンプ場としては、くのわき親水公園キャンプ場もよく比較に挙がります。どちらも鉄道・川とのつながりが魅力ですが、性格はかなり異なります。
※こちらは施設公式サイトの予約ページで、すべてインターネット申し込み・クレジット決済のみとなります。お問い合わせは080-2636-6128まで。