田貫湖のさらに奥、清流のせせらぎと木漏れ日に包まれる隠れ家サイト。ブヨ対策と鍛造ペグだけは万全に。
美しい清流が場内を流れるため、初夏〜秋にかけて「ブヨ(ブユ)」が大量発生するようです。肌を露出しているとかなりの確率で噛まれてしまい、強烈な腫れと痒みに数週間苦しむこともあるようなので、防虫対策は絶対に手を抜けません。また地盤が石混じりで非常に硬く、鍛造ペグでないと設営がままならない点にも要注意です。
標高約700mの富士山麓ならではの霧が発生しやすい時期です。朝霧高原の名の通り天候が変わりやすく、ブヨの活動もこの頃から始まります。
夏でも非常に涼しく川遊びには最適ですが、ブヨの活動が最盛期を迎える季節でもあります。木々に覆われ日照時間が短いため、雨の後はテントが乾きにくい点にも注意したいですね。
紅葉が美しい一方、ブヨの勢いはまだ残る時期です。朝霧高原らしい濃霧や急な冷え込みにも備えておきたいですね。
営業期間は例年4月1日〜11月30日で、冬季は休業となります。営業期間の前後は特に朝晩の冷え込みが強くなります。
天子の森キャンプ場は、「不便さを楽しむ」というキャンプ本来の醍醐味を味わえる、中級者以上向けの林間サイトです。高規格キャンプ場の過剰な設備に飽きたキャンパーが、川のせせらぎと木漏れ日を求めて行き着く場所と言えそうです。
オーナーの手作り感があふれる、非常にアットホームで自然豊かなキャンプ場です。川遊びができるため子供連れにも人気ですが、施設が過剰に整備されていない「本物の自然」が残っているため、キャンパー自身のスキル(虫対策、硬い地面へのペグ打ち、天候への対応)が試されることになりそうです。
ブヨ対策と鍛造ペグさえ万全にしておけば、最高の癒し空間になるという声が多いです。逆に、これらの準備を怠ると快適さを大きく損ないかねないため、キャンプにある程度慣れたキャンパーにこそおすすめしたい一座と言えそうです。
編集部が現地で気づいたのは、ブヨの脅威と引き換えに「6月中旬〜7月上旬限定の蛍キャンプ」という季節限定の楽しみがある点です。川沿いのサイトから蛍の光の舞を眺められるこの時期は、まさにブヨの活動期とも重なるため、防虫対策を万全にしてこそ楽しめる一期一会の体験と言えそうです。また天子ヶ岳・長者ヶ岳の登山口にも近く、登山のベースキャンプとして利用する層も一定数いるようです。予約は公式サイト経由の楽天トラベルキャンプまたは電話(0544-54-1543)で受け付けており、営業期間が4月1日〜11月30日と決まっているため、蛍シーズンを狙う場合は早めの予約が安心です。
同じ富士宮市内で「本物の自然を味わうタイプ」として比較されがちなのが、PICA表富士です。どちらも人工的な賑やかさとは無縁ですが、警戒すべき自然の厳しさの種類がまったく違います。
※予約は公式サイト経由の楽天トラベルキャンプでのネット予約、またはお電話(0544-54-1543)にて受け付けています。営業期間は例年4月1日〜11月30日です。