六十里越の先に待つ、古民家と川遊びの秘境。運転だけで疲れる、それでも来る価値はある。
古民家風のバンガローが立ち並ぶ情緒ある風景と、川遊びや木工体験が楽しめる奥会津の秘境キャンプ場。設備は整っているが最大のネックはアクセスの過酷さで、新潟県側からは六十里越峠、福島県側からも延々と山道が続く。「とにかく遠い」「運転だけで疲れる」という口コミが多く、夏場はアブ・ブヨ・蚊も非常に多いため事前準備が欠かせません。
豪雪地帯のため雪解けが遅く、六十里越峠は例年5月上旬まで通行止めとなる場合がある。訪問前に必ず道路状況を確認したい季節。
川遊びや虫捕りなど「昔ながらの夏休み」を体験できる季節。夜は涼しくなるが、日中はアブ・ブヨ・蚊対策を徹底したい。
朝晩の寒暖差が激しく、「ストーブが欲しくなるほどの冷え込み」になることも。防寒着を多めに準備しておきたい。
豪雪地帯の山間部のため、冬季はアクセス自体が困難になる。営業期間・道路状況は事前に公式サイトや観光公社への確認が必須。
奥会津ただみの森キャンプ場の魅力は、只見の町並みを見下ろす見晴らしの良い立地に、古民家風のバンガローやコテージが並ぶノスタルジックな風景にある。川遊びや虫捕り、本格的な木工体験など「昔ながらの夏休み」を味わえる要素が詰まっており、静寂と大自然を満喫したいキャンパーには最高の隠れ家となる。
一方で、このキャンプ場を語る上で避けて通れないのが「アクセスの過酷さ」だ。新潟県側からは六十里越峠、福島県側からも延々と続く山道を走破する必要があり、「運転だけで疲れる」という口コミが物語る通り、秘境感の裏返しとして長時間ドライブが必須となる。
設備自体はゴミ回収システムや清潔なトイレなど整っており不満は少ないが、夏場のアブ・ブヨ・蚊の多さと合わせて、事前準備と長距離運転を楽しめる余裕がある人向けの施設と言える。訪問前には六十里越峠の通行止め情報を必ずチェックしたい。
奥会津ただみの森キャンプ場は、2018年にスノーピーク監修のもとリニューアルされた経緯を持つ。テントサイトは区画が明確に決まっておらず、車をどこまで乗り入れてよいか判断に迷う場面もあるが、管理人が丁寧に案内してくれるとの口コミが複数ある。センターハウスではオオクワガタの販売も行っており、虫捕りが好きな子ども連れには思わぬ人気スポットになっている。入村料には冬季休村期間があり、通年営業ではない点も見落とされがちだ。シャワーは15分100円の有料制だが、車で約8分の「只見保養センター ひとっぷろまち湯」(500円)を使えば、より広い湯船でゆっくり温まることもできる。
同じ福島県内で自然重視の施設としては、天栄村の羽鳥湖畔オートキャンプ場も挙げられる。ただみの森が古民家の情緒とアクセスの過酷さを併せ持つ秘境型なのに対し、羽鳥湖畔は星マーク認定を受けた整備の行き届いた湖畔リゾート型だ。
※こちらはキャンプ場公式サイトです。ご予約はホームページまたはお電話(0241-82-2432/受付8:30〜17:00)で承っています。割引券使用の場合は電話予約のみとなります。