ゲレンデの開放感と徒歩圏の源泉、雪だるま高原の高規格サイト
菱ヶ岳の裾野に広がる「雪だるま高原」のスキー場ゲレンデを利用した開放感抜群のキャンプ場。徒歩で行ける源泉かけ流し温泉が最大の魅力だが、標高が高い分ブヨが多く「刺されると数週間腫れる」との口コミも。山の天気は変わりやすく、突風・ゲリラ豪雨への備えも欠かせない。
営業開始は例年4月下旬から。棚田の景色や残雪の菱ヶ岳を望め、虫もまだ少なく過ごしやすい時期。
ブヨが最も多くなるシーズン。標高が高いため朝晩は涼しいが、ゲリラ豪雨や突風が発生しやすく天気予報のこまめな確認が必須。
虫が落ち着き、紅葉と満天の星空を楽しめるおすすめの時期。営業期間は例年10月中旬頃までなので早めの計画を。
豪雪地帯でスキー場としての営業に切り替わるためキャンプでの利用は不可。積雪も非常に多いエリア。
キューピットバレイキャンプ場は、標高1,129mの菱ヶ岳の裾野に広がるスキー場ゲレンデを活用した、雪だるま高原の高規格キャンプ場だ。徒歩圏に源泉かけ流しの日帰り温泉「ゆきだるま温泉 久比岐野」があり、水洗トイレの清潔さも高く評価されるなど、設備面の満足度は非常に高い。夜は灯りの少ない高原ならではの満天の星空が広がり、「星を見るためだけに行く価値がある」との声も聞かれる。
一方で標高の高さゆえに夏場のブヨの多さは覚悟が必要で、対策なしで過ごすのは厳しい。山の天候も変わりやすく、突風やゲリラ豪雨への備えも欠かせない。サイトの平坦さについては口コミにばらつきがあり、区画によっては傾斜が気になることもあるようだ。
広大なゲレンデの開放感と極上温泉が揃った、温泉好きのキャンパーにはたまらないスポットと言える。
このキャンプ場を含む「雪だるま高原」一帯は、2020年の記録的な少雪で当時の運営会社が経営破綻・解散するという苦しい歴史を経て、同年7月に新たな指定管理者「スマイルリゾート」(湯沢町)のもとで営業を再開した経緯を持つ。また、全長80kmにおよぶ本格的な長距離トレイル「信越トレイル」の中継地点としても利用されており、キャンパーだけでなくスルーハイカーの休息地にもなっている。フロントのあるセンターハウス内ではエア式トランポリンやストライダー、ハンモックが無料で使え、雨の日でも子どもを遊ばせられる点はファミリーにとって心強い。近くの「道の駅雪だるま物産館」には2021年3月にオープンした観光型の雪室貯蔵施設「ユキノハコ」があり、最大90トンの雪で室内を夏でも5度前後に保ちながら米や野菜を保存する様子を見学できる、豪雪地ならではの設備も立ち寄る価値がある。
夏だけスキー場を開放する「ゲレンデ活用型」キャンプ場としては、新発田市の「お山のキャンプ場(ニノックス)」も比較対象になる。同じジャンルでも、標高・温泉・混雑度の組み合わせで違いが出る。
※ご予約・お問い合わせは公式サイトまたはお電話(025-593-2041)で承っています。