強烈な名称に反して非常にアットホームな居心地の良さが魅力ですが、山の斜面という地形から「強風」と「硬い地面」という2つの物理的試練が待ち受けています。地中にはカチカチの石や岩が大量に埋まっており、付属のペグは1本残らずへし折られます。また県道アザレアラインは凄まじい急勾配とヘアピンカーブが連続する凶悪な山道で、明るい時間帯のアクセスが絶対条件です。
4月下旬の営業開始直後は残雪が残ることもあり、朝晩はまだ冷え込む。標高1,500mの気候を考慮した装備が必要。
真夏の8月でも日没とともに気温が急激に下がり、夜間は10度台前半まで冷え込む。フリースやダウンなど冬用の防寒着が必須。
9月後半〜10月になれば氷点下も珍しくない。冬用シュラフを持参しないと寒さで眠れない夜を過ごすことになる。
営業期間は4月下旬〜10月中旬が基本のシーズン営業。冬季は営業期間外となるため利用はできない。
「松本平の夜景を一望できる絶景」と「カオスな名称の裏にある人情味あふれる管理体制」が魅力の、知る人ぞ知る天空のキャンプ場。完全予約制のオートサイトで、サイト横に車を横付けできる利便性も嬉しい。
しかしその絶景を手に入れるためには、アザレアラインの過酷な激坂ドライブ、夜間のトイレ登山、強風と硬い地面との格闘、そして真夏でも極寒となる夜間気温という数々の代償を乗り越える必要がある。
十分な防寒・耐風装備と確かな運転スキルを持つ中級者以上のキャンパーにとっては、他にはない最高にディープな野営拠点となるフィールドである。
漁樵カオスは管理人宅への電話予約制を採っており、常駐時間は8:30〜18:00とされているものの、予約の入っていない日はスタッフが不在になることもあるとされている。到着前には必ず電話で在・不在を確認しておきたい。また現地を訪れたキャンパーのブログでは、敷地に隣接して太陽光パネルが設置されており、区画によっては見晴らしの良さがやや損なわれるとの指摘もある。段々畑状のサイト選びの際は、上段・下段だけでなくパネル側かどうかも確認しておくと後悔が少ない。なお敷地の構造上、トレーラーや大型キャンピングカーでの乗り入れは受け付けていないため、車両サイズは事前に管理人へ確認しておく必要がある。標高1,500m地点という立地上、麓の松本市街地より気温が5℃以上低いという口コミも複数あり、夏場の避暑目的での利用価値は高い。
同じ入山辺エリアで山道アクセスを共有する桜清水コテージと比べると、求める快適さの方向性がまったく異なることが分かる。
※完全予約制です。予約フォームまたはお電話(0263-32-7737)でご予約ください。