開けた棚田のため、中央アルプスからの強風(吹き下ろし)をモロに受ける。強靭なペグと長めのガイロープが必須。日陰を作る木が全くないため、夏場は遮光性の高いタープがないと灼熱地獄になる。
棚田ならではの新緑が美しい季節だが、遮るもののない強風が吹き抜けやすい。ペグとガイロープの対策は万全に。
日陰を作る木が全くないため、夏場は遮光性の高いタープがないと灼熱地獄になる。強い日差し対策は必須。
空気が澄み、中央アルプスの眺望が最も美しく見える季節。朝晩の冷え込みは強まるため防寒着を。
営業期間が限定される可能性が高いため、事前に営業状況を確認したい。開けた地形のため冬の冷たい風も強い。
長野県飯島町のキャンプファームいなかの風は、元々の「棚田」をそのままキャンプサイトに転用した、圧倒的に広い区画が最大の魅力のキャンプ場。1区画が100〜200平米を超える場所も多く、大型ツールームテントとタープ、車2台でも余裕で収まる。目の前に広がる中央アルプスの大パノラマも圧巻だ。
一方で、開けた棚田という立地上、中央アルプスからの強風をモロに受けるのが最大の警戒ポイント。日陰を作る木も全くないため、夏場は遮光性の高いタープがなければ灼熱地獄になる。買い出しも周辺に店がないため、駒ヶ根ICや松川IC周辺のスーパーで事前に済ませておく必要がある。
総じて、広大なサイトとプライベート感、絶景を兼ね備えた人気キャンプ場。風に強いテントの設営技術としっかりしたタープの準備さえできていれば、初心者からベテランまで満足度の高い滞在ができるだろう。
キャンプファームいなかの風では、公式LINEを友だち追加して場内クイズに正解すると「スピードチェックイン」の対象になり、コンプリート画像を提示するだけで受付がスムーズに進むというユニークな運用を取り入れている。事前に場内ルールを把握してもらう狙いもあるようで、繁忙期に受付の待ち時間を短縮したいファミリーには特に有効だ。また、地元の花火師と提携したオリジナル花火の打ち上げにも対応しており、予算や希望を伝えれば予約時の要望欄からリクエストできる。棚田を活かした広大なひな壇状のサイトと合わせて、グループキャンプの特別な演出にも使える施設だ。
遮るもののない開放的なフリーサイトを比べるなら、同じ長野県内の「荒船パノラマキャンプフィールド」も候補になる。ともに強風との付き合い方が鍵になるが、地形と標高がもたらすリスクは異なる。
※ご予約は公式サイトの「サイト予約」またはコールセンター(受付9:00〜17:00)から。例年2月頃に予約受付が開始されます。