キャンプ利用料金に入浴料が含まれ、滞在中は名湯「子安温泉」に何度でも無料で入れるという圧倒的なコストパフォーマンスが最大の魅力。しかし段々畑状のサイト構造ゆえ、案内所(温泉棟)から下のフリーサイトへ降りる道が砂利道の急斜面になっており、車高の低い車はスリップして登れなくなるリスクがある。徒歩で温泉へ向かう際もこの急坂の上り下りが必要で、湯冷めするレベルの運動を強いられる点は覚悟しておきたい。
標高約700mでまだ肌寒い日もあるが、雪解け後の新緑が美しい季節。温泉のありがたみが一層増す。
日差しが当たると真夏の昼間は30度近くまで気温が上がり汗だくになるが、日陰に入れば涼しく夜は快適に眠れる。
過ごしやすい気候で紅葉も楽しめる狙い目シーズン。朝晩は冷え込むが温泉入り放題が身体をしっかり温めてくれる。
冬場は積雪があり、水道管凍結のリスクが伴う。冬キャンプに対応しているが、しっかりとした防寒装備が必須。
子安温泉キャンプ場は「滞在中何度でも入れる源泉掛け流し温泉」という最強のカードを持つ、温泉キャンパー垂涎の優良施設だ。アクセスの良さ、ゴミの分別引き取り、清潔なトイレと、初心者やファミリーにも全力でおすすめできる要素が揃っている。
唯一の代償が、サイトから温泉棟までの心臓破りの坂だ。段々畑状の地形ゆえ、案内所から下のフリーサイトへ降りる道は砂利道の急斜面になっており、車高の低い車や二輪駆動車はスリップして登れなくなるリスクがある。
この急坂さえ許容できれば、破格のコストパフォーマンスで極上のリラックスタイムを約束してくれる。人気急上昇中につき、ハイシーズンの予約争奪戦は覚悟しておきたい。
子安温泉キャンプ場のチェックインは、実は「12時から到着順に呼ばれる」という早い者勝ちの運用になっている。受付を兼ねる温泉施設(管理棟)で宿泊カードを記入しながら順番を待ち、呼ばれた人から好きなサイトを選べる仕組みのため、正午前に到着して並んでおくかどうかで、日当たりや東屋付きなど人気区画を確保できるかが大きく変わってくる。また、管理棟である温泉施設は火曜日が定休日にあたるため、訪問日によっては入浴のタイミングを事前に確認しておいた方がよい。薪(600円)や木炭(700円)は現地で購入できるが、テントなどのレンタル用品は用意されていないため、忘れ物には注意したい。
「入浴のしやすさ」を軸にキャンプ場を選ぶなら、同じ長野県内の「駒ヶ根Camping Resort by 駒ヶ根家族旅行村」も比較したい。どちらも温泉が大きな魅力だが、入浴のスタイルとサイトの雰囲気は対照的だ。
※こちらは施設公式サイトです。フリーサイト・区画サイトともにWEB予約(なっぷ経由も可)に対応しています。お電話でのお問い合わせは026-242-2219へ。