「日本一の星空」で知られる阿智村の高規格キャンプ場。星空を楽しむには、強烈な結露とアブ・ブヨへの備えが欠かせません。
「日本一の星空」で有名な阿智村ですが、清流沿いの深い谷間という地形ゆえに、夜間は川の冷気と森の湿気で強烈な霧と結露が発生しやすいとされています。星空が霧で隠れてしまう日もあり、翌朝テントがびしょ濡れになることも。撤収時の乾燥に時間がかかることを見込んでおきましょう。
タラの木など山菜が楽しめる季節です。標高約1,000mのため、朝晩はまだ冷え込みます。防寒着を忘れずに。
日陰に入れば涼しく過ごせますが、夜間は15度前後まで一気に冷え込むとされています。夏でも長袖の防寒着があると安心です。虫対策も必須です。
紅葉狩りが楽しめる季節ですが、9月末以降は氷点下に迫ることもあるとされています。冬装備がないと厳しい寒さになるので注意しましょう。
冬はスノーシューで森を歩けるなど、通年で楽しめる施設のようです。冬季キャンプの場合は、しっかりとした防寒装備で臨みましょう。
ふるさと村自然園 せいなの森キャンプ場は、環境省に「星がもっとも輝いて見える場所」の一つとして認定された阿智村・清内路エリアにある、10ヘクタールの広大な敷地を持つキャンプ場です。ウォシュレット付きの清潔なトイレや、川の上に設置されたテントサウナなど、設備の充実度は県内でもトップクラスと言えそうです。ソロ・デュオ専用サイトやハンモック専用サイトもあり、幅広い層のキャンパーに対応しています。
一方で、「日本一の星空」を楽しむには相応の準備が必要です。清流沿いの深い谷間という地形上、夜間は川の冷気と森の湿気により強烈な霧と結露が発生しやすく、星空が霧で隠れてしまう日も少なくないようです。翌朝にはテントがびしょ濡れになることも多く、撤収時の乾燥(ドライアウト)にかなりの時間がかかることを覚悟しておきましょう。また、地面には川石が混ざっていて硬いため、30cm以上の鍛造ペグが実質的に必須と言えそうです。
周辺にお店が一切ないため、買い出しは飯田IC周辺のスーパーで事前に済ませておく必要があります。アブ・ブヨなどの虫対策、防寒・結露対策、そして鍛造ペグをしっかり準備すれば、日本一と称される星空と清流の音を存分に楽しめる、憧れのフィールドになりそうです。
せいなの森キャンプ場のもうひとつの顔が、場内から車で約2分の場所にある直営店「里山CAMPUS」だ。オーナー夫婦が営む店舗で、信州産小麦と自家製酵母で焼き上げる「耕紡工房」のパンとおやつが名物になっている。この建物の脇には上級者・ソロキャンパー向けの芝生フリーサイトが併設されており、通年営業という点も見逃せない。また、清流の上に浮かぶように設置されたロウリュ式のテントサウナも体験でき、川の水音を聞きながら整うという他にはない時間を過ごせる。予約は例年3月1日0時に一斉受付が始まるため、人気の連休枠を狙うなら日付を忘れずにチェックしておきたい。
阿智村には同じく「日本一の星空」で知られる姉妹的存在、弓の又キャンプ場もある。どちらも清流沿い・川石まじりの地形という共通点を持ちながら、規模とサービスの方向性は対照的だ。
※こちらは予約プラットフォーム「なっぷ」経由のネット予約ページです。お問い合わせはせいなの森キャンプ場(0265-46-2525)まで。