「日本一美しいブナの森」と称される原生林と、牛がのどかに過ごす牧場の風景が最大の魅力の秘境キャンプ場。しかし最大の警戒ポイントはアクセスだ。信州中野ICから約70分、木島平村中心部からも約45分、細く曲がりくねった林道を延々と登り続けるため、運転疲れと車酔いのリスクが極めて高い。周辺は国有林のみで店は一切なく、買い出しは信州中野IC周辺などで完全に済ませてから向かう必要がある。標高1,400〜1,700mのため夏でも夜は寒く、春秋は冬山装備が必須。営業期間は例年6月〜10月で、冬季(11月上旬〜5月下旬)は閉鎖される。
例年11月上旬〜5月下旬は冬季閉鎖となり、6月頃にシーズンが開幕する。開幕直後の高原はまだ肌寒く、冬山装備に近い備えが必要な時期。
標高1,400〜1,700mのため下界が猛暑でも夜は寒いくらい涼しい貴重な避暑地。ただし天候が変わりやすく、夏でも防寒着は必携。
紅葉の美しさで知られるが、気温の低下は急激で冬山装備が必須になる時期。例年10月中旬〜下旬でシーズンが終了することが多く、訪問前の確認が欠かせない。
例年11月上旬から5月下旬まで冬季閉鎖となり、深い雪に閉ざされる。この時期のキャンプ利用は現実的ではない。
カヤの平高原キャンプ場は、「日本一美しいブナの森」と称される樹齢300年を超える原生林と、牧場(牛がいる)ののどかな風景が最大の魅力の秘境キャンプ場だ。満天の星空やトレッキングを楽しむためのベースキャンプとしても最適で、大自然を全身で味わえる稀有なフィールドである。
警戒ランクCの理由は明確だ。「果てしなく遠く険しい林道アクセス」「絶望的な買い出し難易度(下山片道約50分)」「極寒リスク」「ゴミ持ち帰り」の4点。信州中野ICから約70分続く細く曲がりくねった林道は、運転疲れと車酔いのリスクが極めて高い。忘れ物をしたら終わりというプレッシャーの中での準備が求められる。
直火は禁止されているため焚き火台は必須装備。大自然の不便さそのものを楽しむ覚悟を持った中級者以上のキャンパーにとっては、他では得難い静けさと絶景を約束してくれるフィールドだ。
キャンプ場管理棟の総合案内所を起点に、高山植物の宝庫「北ドブ湿原」まで往復2時間弱のトレッキングルートが伸びており、道中には樹齢300年を超えるブナの原生林が続く。訪問時期によってはミズバショウやニッコウキスゲの群生も鑑賞でき、キャンプとセットで軽いハイキングを楽しむ人が多い。案内所ではカヤの平マップを配布しているので、出発前に立ち寄っておくと道に迷いにくい。場内にはキャンプサイトのほか2階建て・全6部屋のロッジも併設されており、食堂や厨房、浴室を備えているため、テント泊は不安だが同じ高原の空気を味わいたいという同行者がいる場合の選択肢にもなる。標高1,747.3mの高標山や、近隣の雑魚川渓谷にある大滝も、体力に余裕があれば訪れる価値のある景勝地だ。
同じ長野県内の「標高高い・秘境系」フィールドと比べると、カヤの平高原キャンプ場は「森と牧場ののどかさ」で選ばれる施設であることが分かる。
※ご予約はカヤの平高原総合案内所(電話:080-2521-7661)にて、利用日の1ヶ月前から受付開始です。営業期間は例年6月〜10月で、冬季(11月上旬〜5月下旬)は閉鎖されます。