中央アルプス・南アルプスに囲まれた渓流キャンプ場。設備は優秀ですが、V字谷特有の早い日没と川石だらけの地面には気をつけてくださいね。
V字谷の底に位置しているため、午後3時を過ぎると太陽が山の陰に隠れて一気に薄暗く、そして寒くなります。夏でも夕方からは長袖が欲しくなるほどなので、明るいうちに設営を終えておくのがおすすめです。また、地面の下には川石がぎっしり詰まっているので、ペグ選びにも注意してくださいね。
新緑がきれいな季節で、川のせせらぎと鳥のさえずりが心地よく感じられます。まだ朝晩は冷え込むので、防寒着を1枚多めに準備しておきましょう。
標高約1,000mで日中は過ごしやすいですが、V字谷ゆえに午後3時を過ぎると急に薄暗く涼しくなります。夕方からは長袖フリースがあると安心です。虫対策も必須です。
10月に入ると冬装備がないと凍えるほど冷え込むとされています。日没の早さも重なるので、早め早めのスケジュールを意識しましょう。
営業期間は季節によって変動するため、冬季利用を検討する場合は事前に公式サイトで営業状況を確認してください。
小黒川渓谷キャンプ場は、伊那市が観光情報として案内している渓流沿いのオートキャンプ場で、炊事場・水洗トイレ・シャワー・ランドリーなど設備がひととおり揃っています。場内には釣り堀もあり、川遊びや釣りを楽しみながら過ごせるファミリー向けの優良施設と言えそうです。環境保全費を支払うことでゴミの引き取りにも対応してもらえるので、帰りの荷物がかさばらないのも嬉しいポイントです。
一方で、渓谷特有の厳しさもあります。V字谷の底に位置しているため、午後3時を過ぎると太陽が山の裏に隠れてしまい、サイトが一気に薄暗く肌寒くなるという声が複数見られます。また、川の冷気と森の影響で朝晩は強烈な結露が発生しやすく、テントの乾燥に時間がかかることも覚悟しておきたいところです。地面の下には川石が敷き詰められているため、アルミペグでは太刀打ちできず、鍛造ペグの持参が実質必須と言えそうです。
アブやブヨなどの虫、そして谷底特有の電波の弱さも踏まえると、平地のレジャー感覚で訪れるとギャップを感じるかもしれません。防寒・防虫装備と鍛造ペグをしっかり準備し、早めの行動を心がければ、川音をBGMにした心地よいキャンプが楽しめるフィールドです。
小黒川渓谷キャンプ場は、実は場内にサウナ施設も備えています。清流と森林に囲まれた環境で外気浴ができる、渓谷キャンプ場としてはやや意外な設備です。予約は利用月の4カ月前の1日から受付が始まる仕組みで、人気の週末は解禁直後から埋まっていく傾向があるようです。かつては口コミで「お湯が出るようになればなお良い」という声も見られましたが、シャワーの温水化が実現し、この弱点はすでに解消されています。ゴールデンウィーク中に川の工事でテントエリアの一部が閉鎖された実例もあるため、繁忙期に訪れる際は最新情報の確認をおすすめします。
同じ長野県内で、地面に手強い障害物があるタイプのキャンプ場としては、辰野町の「しだれ栗森林公園キャンプ場」が近い存在です。どちらも鍛造ペグが必須ですが、予約方式や入浴設備には違いがあります。
※こちらは施設公式サイトです。WEB予約に対応しています。当日予約やお問い合わせは0265-74-6886、通常予約は伊那リゾートキャンプ受付センター0265-73-8855まで。