麓からキャンプ場まで、すれ違いが困難な極細の山道を片道40分ほど登り続ける必要があり、運転初心者や車高の低い車には大きな負担となる。山頂は遮るものがなく風が非常に強いため、突風でテントのポールが折れたという報告も。場内に入浴施設はなく、買い出しもチェックイン後は事実上不可能なため、麓での準備がすべてを左右する。
4月に冬期閉鎖が明けて営業再開。標高1,445mのため下界より8〜10度気温が低く、防寒装備は必須。風も強いためガイロープ対策も忘れずに。
下界の猛暑が嘘のような涼しさで避暑に最高の環境。ただし遮るものがない山頂は風が強く、突風でポールが折れた報告もあるため対策は万全に。
空気が澄み、中央アルプス・南アルプスの眺望が最も美しく見える季節。朝晩の冷え込みは夏以上に厳しくなるため、しっかりとした防寒着を。
12月中旬から4月上旬頃まで山頂への車道が冬期通行止めとなり、そもそも営業自体ができない期間が長い。積雪状況で開通時期は変動する。
長野県中川村の陣馬形山キャンプ場は、標高約1,445mの山頂に位置し、中央アルプスと南アルプス、伊那谷を一望できる「天空のキャンプ場」。近年リニューアルされたトイレは山頂とは思えないほど清潔で、景色・設備の両面で高い評価を得ている。
その代償として、麓からキャンプ場まで約40分間、すれ違いが困難な極細の山道を登り続ける必要があり、運転初心者や車高の低い車には大きな負担となる。加えて遮るものがない山頂は風が非常に強く、突風でテントのポールが折れたという報告も見られる。場内に入浴施設はなく、買い出しもチェックイン後は事実上不可能なため、麓での準備がすべてを左右する。
総じて、絶景とトイレの快適さは最高レベルだが、そこに至るまでの道のりと設営時の強風リスクは軽視できない。運転技術と悪天候への備えが整った中級者以上のキャンパーにこそ向いている、覚悟が必要な絶景キャンプ場だ。
以前は中川村営の無料キャンプ場だったが、オーバーツーリズムによる混雑・環境負荷が深刻化したことを受け、2021年に民間運営・有料制(1日最大20組限定)へ移行した経緯がある。おかげで以前のような「テントを張る場所がない」ほどの激混みは緩和されたと言われている。山頂へのアクセスルートは実は複数存在し、狭路の多い折草峠北側のルートより、国道153号方面からのルートのほうが運転初心者には無難との声が多い。4月中旬〜11月初旬の間は山頂で売店営業もあり、信州プレミア牛やジビエ肉、地酒なども購入できる。
設備の快適さを求めるなら、同じ長野県の高原・絶景系である銀河もみじキャンプ場が比較対象になる。またアプローチの過酷さという観点では、戸隠イースタンキャンプ場も似た洗礼を受ける存在だ。
※完全予約制です。予約受付開始日・料金など最新情報は公式サイトでご確認ください。