みかん狩りとセットで楽しむ、南房総の傾斜地キャンプ場
サイトの区画は訪問時に決まる仕組みのため、地面の傾斜や広さにばらつきがあり、運が悪いと大きく傾いた狭い区画に当たることがあります。地面が固くペグが刺さりにくいという声も複数あり、第二エリアへの移動は急坂・幅狭・凸凹道となるため、大型車は注意が必要です。
みかん狩りシーズンの終盤(〜4月)に重なる時期です。南房総らしい温暖な気候ですが、高台の第一キャンプ場は海風を遮るものがなく、春先でも思いのほか肌寒く感じることがあるため、防風着があると安心です。
標高40mの高台に位置し海風が入りやすい一方、その分強風の日は設営や焚き火に注意が必要な季節です。日差しを遮るものが少ないサイトもあるため、タープでの日陰確保がおすすめです。
10月からみかん狩りが解禁となり、収穫体験と合わせてキャンプを楽しめる、この施設ならではの季節です。海沿いの高台という立地のため台風シーズンとも重なるので、事前の気象情報チェックは欠かせません。
通年営業のため冬キャンプも可能です。南房総は温暖な気候で知られていますが、高台・海沿いの立地から冬の北風は体感的に強く感じられることがあり、防寒と防風の両方を意識した装備があると安心です。
オレンジ村オートキャンプ場は、千葉県南房総市千倉町にある、みかん狩りで知られるみかん園に併設されたオートキャンプ場です。海を望む高台の第一エリアと、森に囲まれた第二エリアの2エリアで構成されており、標高40mの立地を活かして10月から4月にかけてはみかん狩り体験も楽しめます。収穫体験とキャンプを両立できる点が、この施設の大きな魅力です。
現地調査で最も注意したい点として浮かび上がったのが、サイトの地形差の大きさです。区画は事前に選べず訪問時に決まる仕組みのため、地面の傾斜や広さにばらつきがあり、運が悪いと大きく傾いた狭いサイトに当たる可能性があります。地面が固くペグが刺さりにくいという声も複数あり、鍛造ペグなど対策を用意しておくと安心です。また第二エリアへは急坂・幅狭道を通るため、大型車での入場には注意が必要です。
一方で、400円の入浴施設や無料の温水シャワー、海が見える貸切展望家族風呂といった入浴設備は充実しており、無料の洗濯機・冷蔵庫も完備しています。薪は無料で提供されますが、長さ約2mの杉材が中心のためノコギリ・ナタは必携です。傾斜地という立地の癖はあるものの、みかん狩りとセットで楽しめる季節限定の魅力も含め、事前準備さえ整えれば満足度の高い滞在が期待できるキャンプ場です。
オレンジ村オートキャンプ場は、混雑期こそ区画番号での案内になりますが、空いている日であれば当日先着でサイトを選べる運用になっており、平坦な場所を狙いたいなら空いている平日を選ぶのが実は一番の近道です。チェックインは9時から、チェックアウトは14時(連休は11時)と、他施設よりやや早めの設定になっている点も見落としがちです。海までは車・徒歩で約5分と近く、5月下旬〜7月下旬には裏山でホタル鑑賞も楽しめるほか、バードウォッチングやきのこ・たけのこ狩りができる自然の豊かさも魅力です。なお、みかん狩り自体は併設の「千倉オレンジセンター」が運営しており、1人500円・食べ放題(持ち帰りは1kgあたり450円)というキャンプ料金とは別立ての料金体系になっています。
オレンジ村オートキャンプ場と同じ千葉県には、山あいの温泉が魅力の「オートキャンプ七里川」(君津市)があります。オレンジ村が高台から太平洋を望み、貸切展望家族風呂(400円)や無料温水シャワーで手軽に入浴できるのに対し、七里川は硫黄泉の天然温泉が自慢である一方、予約は電話のみ・支払いは現金のみという運営スタイルで、事前の電話連絡が必須です。海と開放感、みかん狩りとのセット感を優先するならオレンジ村、静かな山あいで本格的な温泉と川遊びを楽しみたいなら七里川、というのが選び方の目安になります。ただし七里川は入口が急坂・急カーブのため、運転に不安がある場合はオレンジ村のほうがアクセス面で安心です。
※こちらは施設公式の予約ページへのリンクです。