高原山の麓、街の明かりが届かない満天の星空。買い出しは完全に事前準備で臨もう。
「星の森」という名が示す通り、街の明かりが全く届かないため満天の星空が広がる山奥のキャンプ場です。前日光の最奥部、高原山の麓に位置しており、周辺に商店は一切ありません。矢板市街地や「道の駅やいた」で買い出しを完全に済ませてから山道を登る必要があります。携帯電波はやや弱いエリアもありますが、場内ではWi-Fiが利用できるため、完全な圏外ではありません。
標高が高いため、春先はまだ冷え込みが厳しい。日中と朝晩の寒暖差が大きいので防寒着は必須。
標高の高さゆえに平地より涼しく過ごしやすい。夜は満天の星空が特に美しい季節。
空気が澄んで星空観察には絶好の季節だが、冷え込みが一段と厳しくなる。防寒対策をしっかりと。
山奥の高原エリアのため積雪・路面凍結のリスクが高まる。水曜定休に加え、冬季の営業状況は事前に問い合わせておきたい。
「たかはら星の森キャンプ場」は、2022年にオープンした比較的新しい施設で、その名の通り街の明かりが全く届かない満天の星空が最大の魅力です。商業的な高規格キャンプ場とは一線を画し、遊具などはなく、自然の中で不便さを楽しむ静かな環境が用意されています。
警戒すべき点は「周辺に商店が一切ない」こと。前日光の最奥部、高原山の麓に位置しており、道の駅やいたや矢板市街地で買い出しを完全に済ませてから山道を登る必要があります。携帯電波もキャリアによっては弱くなりますが、場内にはWi-Fiが用意されているため、以前言われていたような完全な圏外・デジタルデトックス必須というわけではありません。
1人1,500円という料金の安さも魅力で、買い忘れが許されないプレッシャーを楽しめるベテランキャンパー向けのフィールドと言えます。初心者やファミリーは、事前準備をしっかり整えてから訪れることをおすすめします。
たかはら星の森キャンプ場ならではの運用ルールとして、チェックイン・チェックアウトがともに10:00という珍しい設定になっている点が挙げられます。多くの施設が13時前後からのチェックインを基本とする中、朝からゆっくり設営できる代わりに、翌朝も同じ10時に撤収を終える必要があるため、前泊型より「日中滞在型」の使い方に向いています。また場内は大きく「展望サイト」と「林間サイト」に分かれており、展望サイトは夜景・星空の見え方は抜群ですが、遮るものがないぶん風の影響を受けやすく、林間サイトは逆に眺望こそ控えめなものの木々が風を遮ってくれます。同じ施設内でもサイト選び一つで快適さが大きく変わるのは、意外と知られていないポイントです。なお管理棟脇には薪や炭が種類豊富に積まれて販売されており、買い出し困難な立地を補う数少ない現地調達の手段になっています。
同じ矢板市内で山奥・林間タイプの「たかはら花畑キャンプ場」、そして市貝町の格安町営「伊許山キャンプ場」が比較対象になります。同じ「不便さを楽しむ」系統でも、買い出し事情やトイレ設備には差があります。
※こちらは施設公式サイトです。ご予約は主に予約サイト「なっぷ」から受け付けています(一部サイトは電話予約のみ、TEL:0287-47-6882)。