石川県健康の森オートキャンプ場

格安の県営キャンプ場、その静けさの裏にあるサバイバル要素とは

人気レベル S
⚠ 事前に知っておきたいポイント

まず押さえておきたいのは、令和6年能登半島地震の影響により現在「当面休館」という状態が続いていることです。公式サイトでも施設・周辺道路の被害が大きく、ライフラインの復旧の目処が立っていない旨が案内されています。加えて平常時であっても、深い森の中という立地上、熊や大型のアブへの警戒、買い出しができない環境への備えが必要な、経験者向けの色合いが強いキャンプ場と言えそうです。

当面休館中 熊・スズメバチ注意 山道アクセス要確認
02

現地でわかった!9つのリアル事情

料金相場格安
  • 県営施設のため、オートサイトは1区画あたり千円に満たない水準だったようで、コストパフォーマンスは高いと言われています。
  • バンガローやログハウスなど、テント以外の宿泊施設も選べます。
  • ただし「安さ」の裏には、山奥ならではの過酷な環境が控えている点も知っておきたいところです。
ゴミ処理熊誘引に注意
  • 通常営業時は場内の分別ルールに沿って処理できていたようです。
  • 深い森の中で熊・イノシシ・カラスが多い環境のため、生ゴミやBBQの残骸を夜間に外へ放置すると、被害だけでなく熊を呼び寄せる要因になり得ます。
  • ゴミは必ずその都度、指定の方法で密閉・処理することが大切です。
設営広さ標準以上
  • オートサイトは区画がしっかり分かれていて、車を横付けしての設営ができるようです。
  • 広さは標準以上あると言われていますが、林間サイトのため周囲の木々の関係で、大きなタープを自由に張るレイアウトには制限が出る場合があります。
トイレの質虫に注意
  • サニタリー棟の水洗トイレを利用でき、清掃自体は行き届いているようです。
  • 周囲が原生林に囲まれた環境のため、夜間は照明に大きめの蛾やカナブン、カマドウマなどが集まりやすいと言われています。
  • 虫が苦手な方には少し心構えが必要かもしれません。
虫の警戒度最大級の警戒
  • 能登半島の奥深い山岳・森林地帯のため、虫の警戒度は高めと考えておいたほうが安心です。
  • 夏場は吸血性の大型のアブ、秋口はスズメバチの活動が活発になると言われています。
  • 濃いめの虫よけと、熊よけの鈴やラジオなど音の出るものを併用するのがおすすめです。
お風呂の有無簡易的
  • 場内にコインシャワーが用意されているようです。
  • しっかりした温泉に浸かりたい場合は、山を下って車で20分以上かかる輪島市街地方面へ向かう必要があります。
  • 設営後にもう一度山道を往復する労力を考えると、シャワーで済ませる利用者が多いようです。
買い出し難易度難易度非常に高い
  • 周辺数十キロにスーパーがない山奥の立地です。
  • 穴水町側や輪島市街地側で、水・氷・炭に至るまで事前に調達してから山道に入るのが現実的です。
  • 「現地で買い足す」という前提は避けたほうが安心です。
電波状況圏外の恐れ
  • 深い山林に囲まれているため、主要キャリアであっても電波が微弱、または圏外になるエリアが多いと考えられます。
  • 緊急連絡が取りにくくなる可能性があるため、事前に家族や同行者へその旨を伝えておくと安心です。
アプローチ事情最大の難所
  • 輪島市や穴水町側から県道等を経由するルートですが、令和6年能登半島地震により山間部の道路は土砂崩れ・地割れで通行止めの箇所が多く残っていると言われています。
  • カーナビ通りに進めないケースも考えられます。
  • 夜間の山道運転は転落や孤立のリスクがあるため、避けるのが賢明です。
03

シーズン・気候のリアル事情

SPRING

新緑がまぶしい季節ですが、山間部特有の朝晩の冷え込みが残ります。防寒着は多めに用意しておくと安心です。

SUMMER

木陰があり比較的過ごしやすい一方、大型のアブが活発になる時期でもあります。また急なゲリラ豪雨のリスクも高いと言われているので、天候の急変には注意が必要です。

AUTUMN

過ごしやすい気候になりますが、スズメバチの活動がもっとも活発になる時期と言われています。木の実が多くなり、熊の活動も活発化しやすい季節です。

WINTER

営業期間外(12月〜3月)にあたります。山間部のため積雪や路面凍結が想定され、そもそもアクセス自体が難しい時期のようです。

04

総合分析レポート

石川県健康の森オートキャンプ場は、能登半島の深い森の中にある県営のオートキャンプ場です。料金の手頃さと設備の充実ぶりから、コストパフォーマンスの高さで知られてきた施設のようです。

現時点でもっとも警戒すべきなのは、令和6年能登半島地震による周辺インフラのダメージと孤立リスクです。公式サイトでも当面休館の案内が出ており、道路やライフラインの復旧状況は自分で調べる必要があります。

平常時であっても「買い出しができない山奥」「大型のアブや熊への警戒」「電波が届きにくい環境」というサバイバル要素を含んだキャンプ場です。安さだけを理由に軽い気持ちで訪れると、過酷な山道と虫の多さに驚くことになるかもしれません。装備と心構えのある方向けの施設と言えそうです。

05

編集部が現地で気づいたこと

「健康の森」という名前の通り、キャンプ場だけでなく森林科学館や総合交流センターなど、県の森林保全・環境学習を目的とした施設が同じ敷地内に整備されているという情報があります。またこのエリアには石川県の県木「能登ヒバ(アテ)」が植えられた林もあるようで、単なる山奥のキャンプ場ではなく、県立の自然学習施設としての性格も強いようです。能登空港からは車で約10分という好立地である一方、令和6年能登半島地震以降は休館が続いており、こうした付帯施設を実際に利用できる状態に戻るのはまだ先になりそうです。

06

近隣の似たタイプのキャンプ場と比べると

石川県内の他施設と比べると、健康の森は「車で行ける山奥」という立ち位置です。海沿いでのんびり過ごしたいなら勝尾崎、同じ山系でもさらに本格的な登山装備が必要な南竜ヶ馬場と、タイプの違いを知っておくと選びやすくなりそうです。

勝尾崎自然教育こどもキャンプ場(石川県七尾市)海浜・気軽派
  • 同じ石川県内でも、健康の森が山奥の熊出没エリアなのに対し、勝尾崎は海沿いの松林で、オートキャンプやBBQ、花火まで楽しめる気軽さが魅力です。
  • 買い出し困難な点は共通していますが、勝尾崎は温水シャワーが完備されている一方、健康の森は簡易的なコインシャワーのみという違いがあります。
南竜ヶ馬場野営場(石川県白山市)登山・本格派
  • どちらも石川県内の「山系」キャンプ場ですが、健康の森は車で乗り入れられるオートキャンプ場であるのに対し、南竜ヶ馬場は標高2100m付近にあり、車では一切たどり着けず数時間の登山が必須という大きな違いがあります。
  • 虫の警戒対象も、健康の森は大型のアブやスズメバチが中心なのに対し、南竜ヶ馬場は標高の高さゆえの低温対策がより重要になってきます。
07

快適に過ごすための必読アドバイス

08

現場のリアル事情まとめ

※こちらの情報は、現時点で集まったリアルな口コミやデータをもとにした目安です。

09

独自集計データ:現地お役立ち指数

夏の暑さ・強風の対策必要度低め
週末の混雑・場所取りの激しさ現状評価不可
お風呂(シャワー)の使いやすさ・快適度簡易的
虫の気になり度非常に高い
道中の運転のしやすさ(悪路の心配なし)厳しい

※このデータは、当サイトがリアルな声やスペックをもとに独自にまとめた目安です。他のキャンプ場との比較チャートも、データが集まり次第どんどん追加していく予定です!

10

地図

施設公式サイトで空き状況・予約を確認する

※現在「当面の間休館」中のため、上記は施設公式サイトのトップページです。営業再開状況はお問い合わせ先(0768-26-1413)またはホームページ・SNSでのご確認をおすすめします。