県道からキャンプ場へ続く最後のアプローチ道路が、車1台分の幅しかない急勾配の林道になっています。対向車と行き会うとすれ違いが難しく、バックでの後退が必要になる場面もあるようです。また、山の斜面を段々畑状に切り拓いたサイトのため、1区画の広さはかなり限られています。
春は暖かくなり、山の斜面ならではの新緑を楽しみやすい季節です。まとまった雨が降ると斜面のサイトに雨水が流れ込むことがあるため、水はけの良い場所を選んで設営すると安心です。
夏は木々に囲まれた立地のおかげで直射日光はある程度やわらぎますが、蚊やヤブ蚊、ブヨ、アブなどの虫が多くなる季節でもあります。森林香や虫よけスプレーでの対策をしっかりしておきたいところです。
秋は気温が落ち着き、オーナーのアットホームな雰囲気とあわせて静かなキャンプを楽しみやすい季節と言えそうです。日当たりの悪さから、雨上がりは地面がぬかるみやすい点だけ留意しておくとよさそうです。
冬は山あいで冷え込みが強まる季節です。ただでさえ狭く急な林道が、積雪や凍結でさらに走行しづらくなる可能性があるため、冬場に訪れる際は特に慎重な運転を心がけてください。
にこにこキャンプは、笠間市の愛宕山近郊にある、オーナーが山の斜面を切り拓いて運営する小規模な個人経営のキャンプ場です。1区画1泊3,000円台からと個人経営らしいリーズナブルな料金設定で、ソロキャンパーや少人数での利用を中心に親しまれています。
最大の特徴は、県道からキャンプ場へ続く最後のアプローチ道路です。車1台がギリギリ通れる幅の急勾配な林道になっており、対向車と行き会うとすれ違いが難しく、バックでの後退が必要になる場面もあるようです。また、サイト自体も山の斜面を段々畑状に切り拓いた構成のため、1区画あたりの広さは5m×6m程度とかなり限られており、大型のツールームテントを張るスペースはほとんどありません。
設備面はDIYに近い素朴さが残る一方、オーナーのホスピタリティの高さが「にこにこ」という名前の通り評判を集めています。ソロ用の小さめのテントで身軽に訪れられる方や、運転の取り回しに慣れている方には、静かな山林の時間を楽しめる隠れ家的な一軒になりそうです。
にこにこキャンプの最大の個性は、施設名の通りオーナーの人柄の温かさにあります。一方で設備は舗装された高規格サイトとは異なり、あくまで手作りのDIYレベルという前提で訪れる必要があるようです。特に印象的なのが最後のアプローチ道路で、車1台がようやく通れる幅の急な林道が続きます。対向車と行き会った場合はどちらかがバックで待避スペースまで戻る必要があり、運転に慣れていない方にとってはハードルの高い区間になりそうです。また、地中には切り株の根や山石が多く埋まっているとの情報があり、ペグを打ち込む際には一手間かかる場面もあるようです。訪れる際は、平坦で広々とした芝生サイトを期待するのではなく、山の斜面をそのまま活かした「野営」に近い環境であることを前提に計画すると、ギャップを感じにくいかもしれません。
同じ笠間市内にある「沓吾郎キャンプ」は、開業時期も客層も近い比較対象としてよく挙げられます。また、静けさやルールの厳格さを重視する方には、東茨城郡茨城町の会員制キャンプ場「しもはじ埴輪キャンプ場」も選択肢に入りそうです。
※こちらは施設公式のネット予約ページへのリンクです。電話予約の場合は0299-56-3067(受付8:30〜16:00)へご連絡ください。