標高600mの斜面を切り拓いたサイトのため完全に平坦な場所は少なく、寝る時の頭の向きを間違えると眠れないほどの傾斜に悩まされる。さらに天気予報の風速表示を大きく裏切る突風が吹き荒れることが常態化しており、30cm以上の鍛造ペグでのフルペグダウンが欠かせない。大雪山国立公園の一部でヒグマの生息域でもあるため、食料・匂いの出るものの管理は徹底したい。
例年GW前後の営業開始直後は残雪や強い冷え込みが残ることがあり、標高600mの立地ゆえ平地より一足遅い春になる。
白樺の林間は下界の猛暑が嘘のように涼しい一方、標高が高いため夕方から急激に気温が下がり、風速予報を大きく上回る突風が頻発する。防寒着と長尺ペグが必須の季節。
虫の活動が落ち着き、十勝平野の夜景と星空を存分に楽しめる好シーズン。ただし朝晩の冷え込みは夏以上に厳しくなる。
営業期間は例年GW前〜10月末までで、冬季(12月〜4月中旬)は完全休業。積雪期の利用は想定されていない。
総評として、大雪山国立公園の南端、標高600mの高原に広がる士幌高原ヌプカの里は、眼下に広がる十勝平野の夜景と、頭上に広がる満天の星空が合体する「宇宙空間」とも評される絶景体験ができる、北海道でも屈指の展望キャンプ場だ。焼肉ハウスで味わう「しほろ牛」も高い評価を得ている。
一方で、この絶景は相応の代償を伴う。斜面を切り拓いたサイトゆえ完全に平坦な場所は極めて限られ、多くのキャンパーが傾斜に悩まされている。さらに標高600mという立地は風の通り道でもあり、天気予報の風速表示を大きく裏切る突風が吹き荒れることが常態化している。「予報は無風でも、現地は暴風」という前提で臨む必要がある。
なお、キャンプサイト自体は予約不要(先着順)で利用でき、事前予約が必要なのはコテージのみという点は、当初の心構えとして押さえておきたい実務的なポイントだ。ヒグマの生息域でもあるため、食料・匂いの出るものの管理も欠かせない。絶景を求める上級者向けの「試練を乗り越えた者だけが独占できる天空のキャンプ場」であり、平坦なサイトや無風の穏やかな夜を求める人には積極的には勧められない。
※こちらの情報は、現時点で集まったリアルな口コミやデータをもとにした目安です。
※このデータは、当サイトがリアルな声やスペックをもとに独自にまとめた目安です。他のキャンプ場との比較チャートも、データが集まり次第どんどん追加していく予定です!
予報を裏切る強風と傾斜地での設営という、天空キャンプ場ならではの2大課題を解決するアイテムを選定。
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※キャンプサイトは予約不要(先着順、当日受付)です。コテージのみ事前予約制(TEL:01564-5-4274)。