風力発電の風車と満天の星空が織りなす非日常的な絶景。設営スキルが試される強風地帯の高原サイト。
大型3基・小型6基の風車が稼働しているほどの「風が強い場所」です。強風・突風への備え(長めのペグ、強固な張り綱)は必須で、当日の風速・風向予報の確認をおすすめします。また管理人は常駐しておらず、周辺ではクマの出没情報もあるため、ゴミの持ち帰りと食料管理は徹底してください。
例年5月中旬にオープン。キクザキイチゲ、エゾエンゴサク、サンカヨウなどの高山植物が見頃を迎える一方、残雪や冷え込みがまだ残る時期でもある。
標高が高く夏でも比較的涼しく過ごせる。風の強い日は虫が少なくなる一方、無風の日はアブが出ることも。夜は満天の星空と巨大な風車のコラボレーションという非日常的な絶景が広がる。
紅葉と展望が美しい季節だが、高原特有の冷え込みが本格化する。防寒対策をしっかりと。例年11月に降雪が始まり、10月下旬でクローズとなる。
11月から翌5月上旬の融雪期までは積雪のため利用ができない期間にあたる。
稲庭高原キャンプ場は、標高1,078mの稲庭岳登山口という高原地帯にあり、視界を遮るものがないため夜は満天の星空と巨大な風車のコラボレーションという非日常的な絶景が広がります。周辺では短角牛や黒毛和牛が放牧され、大型3基・小型6基の風車が稼働する牧歌的な風景も見どころの一つです。利用者は比較的少なく、静かに過ごせる穴場感の強い施設と言えます。
ただしその魅力の裏側には、風力発電所が立つほどの「強風リスク」が常に伴います。長めのペグや強固な張り綱といった設営スキルが試される玄人向けの高原サイトであり、当日の風速・風向予報を確認したうえで、強すぎる場合は利用を見合わせる判断も必要です。加えて管理人は常駐しておらず、周辺ではクマの出没情報もあるため、ゴミの持ち帰りと食料管理は徹底しなければなりません。
場内に入浴施設はなく、車で山を下ったところにある「天台の湯」などの利用が基本です。買い出しも周辺に店がないため、浄法寺エリアや二戸市内で事前に完全に済ませておく必要があります。風車と星空のロケーションを存分に楽しむためには、事前準備の質がそのまま満足度を左右するキャンプ場です。
稲庭高原キャンプ場は事前予約が不要で、当日ふらっと訪れても利用できる自由度の高さが特徴です。ただし管理人が常駐していないぶん、登山客の緊急避難用に設置された避難小屋には畳サイズの簡易ベッドが用意されており、荒天時の心強い存在になっています。また稲庭岳山頂までは登山口から40分程度で登れる手軽さがあり、キャンプと軽登山をセットで楽しむ「ベースキャンプ」的な使い方をする人が多いのも、この高原ならではの光景です。
同じ岩手県内でフリーサイト系に分類される焼地台公園キャンプ場、くずまき高原牧場キャンプ場と比べると、稲庭高原キャンプ場の「無料・玄人向け」という立ち位置がはっきりします。
※事前予約は不要です。管理人不在の施設のため、不明点は問い合わせ先の浄法寺総合支所地域支援課(0195-38-4475)へご連絡ください。