周辺10km圏内では直近90日間で100件を超えるクマの目撃情報が確認されており、非常に警戒レベルの高いエリアです。またこのキャンプ場は令和4年度から有料の届出制に変わっており、現在は無料ではありません。車両のサイト内乗り入れも不可のため、事前準備をしっかり行いましょう。
開設は4月上旬から。雪解け後の新緑と煙山ダム湖周辺の景観が楽しめるが、熊の目撃情報は年間を通じて多いエリアのため、この時期から対策を怠らないこと。
木陰が多く比較的涼しく過ごせる一方、鬱蒼とした森の中でアブ・ヤブ蚊・ブヨが大量発生。8月中旬には近くの煙山ひまわりパークが見頃を迎える。
紅葉が楽しめ気温も下がり過ごしやすくなるが、熊の活動がより活発化する季節でもあるため引き続き警戒が必要。
12月1日〜3月31日は冬季閉鎖。積雪地帯のためこの期間の利用はできない。
矢巾町営キャンプ場は、煙山ダム近くの南昌山自然公園内にある町営のフリーサイト。木陰の多い芝地でテントを張れる、静かで野営感の強い施設です。ただし「無料」という情報は古く、令和4年度から有料の届出制に変わっている点には注意が必要です。利用には矢巾町国民保養センター「南昌の湯」1階フロントでの事前申請が必要で、管理人は常駐していません。
周辺はリンゴ畑が広がり、熊よけの銃声が頻繁に鳴り響くほどツキノワグマの生息密度が高いエリア。直近90日間で周辺10km圏内に100件を超える目撃情報が確認されており、警戒レベルは非常に高い状況です。また車両のサイト内乗り入れは不可で、駐車場からの荷物運搬も想定しておく必要があります。
市街地から近く買い出しは容易な反面、設備は最低限で無人管理という不便さも。静かなソロキャンプや野営を楽しみたい中〜上級者向けで、「クマへの警戒」を最優先にできるかどうかが評価の分かれ目です。
駐車場が満車の場合、第2駐車場として近くの「煙山ひまわりパーク」への駐車が案内されている点は見逃せません。8月中旬に見頃を迎えるひまわり畑のすぐそばに車を停めることになるため、繁忙期はサイトまで歩く距離が伸びる可能性があります。また直火は禁止されていますが、手持ち花火だけはファイヤーサークルに限り使用が許可されており、リード同伴であればペットも連れて行けるとの情報もあります。無人管理のため何かトラブルがあっても現地スタッフはおらず、矢巾町役場産業観光課(019-611-2605、平日8:30〜17:15)への電話が唯一の頼りになる点は、都市型キャンプ場との大きな違いとして押さえておきたいところです。
岩手県内で同じ「フリーサイト(野営場)」タグを持つ施設としては、八幡平市の妻の神広場キャンプ場が近い存在です。どちらも周辺でツキノワグマの目撃情報が多いエリアですが、車の扱いと管理体制の違いがはっきり分かれます。
※ネット予約は不可。「南昌の湯」矢巾町国民保養センター1階フロント(10:00〜18:00、毎月第3火曜休)にて、利用日の3日前までに直接申請・料金納付が必要です。TEL:019-697-2310