鳥海山麓・標高500mに広がる、ツリーハウスや充実アクティビティが自慢の家族向け旅行村。庄内平野の夜景と星空は圧巻だが、メジロアブ・ブヨの凶暴な攻撃と、山特有の急激な天候変化には万全の備えが必要。
雪解け後の新緑が美しい季節だが、朝晩はまだ冷え込むため防寒着が必要。
アブ・ブヨが最も凶暴化する季節。ゲリラ豪雨や突風にも見舞われやすく、渓流釣りなどのアクティビティが充実する時期でもある。
空気が澄み、庄内平野の夜景と星空が最も美しく見える季節。虫の勢いもやや落ち着く。
例年11月末頃で閉鎖され、積雪期は休業となる。
鳥海高原家族旅行村は、鳥海山の雄大な自然と夜景、星空、そして充実のアクティビティが揃う、ファミリーに大人気の県内屈指の高原キャンプ場。ニジマスのつかみ取りやゴーカートなど、子供向けの遊びが異常なほど充実している。
一方で、下界とは別次元の「アブ・ブヨの猛攻」が常に潜んでおり、隙あらば噛みつかれるレベルの攻撃に見舞われる。また標高500mの山腹という立地上、下界が晴れていても周辺だけ雲に覆われ突風やゲリラ豪雨に見舞われることもよくある。
鳥海山麓はツキノワグマの生息地でもあるため、食料の出しっぱなしは絶対に厳禁。大自然を楽しむための万全の装備と心構えを持ったキャンパーにおすすめしたい施設だ。
ここは「キャンプ場」という名前だけで考えると施設の全体像を見誤りやすい。公式案内ではキャンプのほかに6人用ケビン15棟、8人用ケビン5棟、集合型ケビン8室、さらにツリーハウス10棟まで用意され、テント泊が難しいメンバーを含むグループでも同じ旅行村内に滞在手段を分けられる。キャンプは13:00チェックイン・翌12:00アウトで、大人1,000円、小学生600円、幼児無料。対してツリーハウスは15:00イン・10:00アウトで、8畳3,300円、10畳3,850円、12畳4,400円と時間も料金体系も別である。また日帰り利用は基本9:00〜16:00だが、公式には当日・前日の宿泊者数によって利用時間が前後する場合があると明記されている。さらに月曜・火曜が休村日になる運用もあるため、「高原だからいつでも入れる」と考えず営業日を先に確認したい。テントだけに絞らず、天候や同行者に合わせてケビン・ツリーハウスまで組み合わせられることこそ、この施設固有の強みだ。
同じ高原キャンプとして吹上高原と比べると、鳥海高原家族旅行村は“宿泊施設と遊びを組み合わせる旅行村型”、吹上高原は“広大な芝生へ車で入り自由に張るキャンプ主体型”という違いが大きい。料金だけでなく、同行者のキャンプ経験値で選ぶと失敗しにくい。
※ご予約・お問い合わせは鳥海高原家族旅行村(TEL:0234-64-4111)まで。ツリーハウスは特に人気のため、早めの予約をおすすめします。