三河湖畔に佇む、昭和の風情そのままのバンガロー村。静けさの裏にある現地事情。
三河湖へ至る山道の狭さと、湖畔・森林特有の湿気、そして夏場の吸血昆虫(ブヨ・アブ)には特に警戒が必要です。高規格な設備を期待していくと肩透かしを食らうかもしれませんが、その分静かな湖の景色を楽しめる穴場的存在です。
虫が本格化する前の、湖畔らしい爽やかな新緑を楽しめる比較的過ごしやすい季節。
木陰と湖からの風で体感は涼しいですが、湿気が非常に高いです。朝露や結露でテントが濡れやすく乾燥撤収が難しいうえ、ブヨ・アブが最盛期を迎えます。
平地より一足早く冷え込みが訪れます。紅葉は美しいですが、防寒具の準備を忘れないようにしましょう。
湖畔の山間部ゆえ冷え込みが厳しくなる季節。しっかりした防寒装備が必須。
三河湖バンガロー村ふる里は、高規格なオートキャンプ場とは対極にある、古き良き「昭和のバンガロー村」の風情を色濃く残す施設です。テント泊よりも、仲間や家族でバンガローを借りてBBQを楽しむ層がメインターゲットになっているようです。
設備の古さ、ブヨ・アブをはじめとする虫の多さ、そして湖畔へ至る狭路運転という3つのハードルがあるため、万人向けとは言い難いかもしれません。ですが裏を返せば、それらを許容できるマナーの良い少人数グループや、あえて不便さを楽しむベテランキャンパーにとっては格好の穴場と言えそうです。
三河湖の静寂な景色は美しく、レトロな雰囲気の中で大自然を手軽に味わいたい人にはしっかり刺さる場所と言えそうです。
三河湖バンガロー村ふる里には、斜面を活かしたサイト構成ならではの珍しい設備があります。水際サイト5と6の間、そして山際サイト3には、小さな荷台の手動荷下ろし用エレベーターが設置されており、狭い区画への荷物運びの負担を多少なりとも軽減してくれます。ただし荷台は小さいため、キャンプ道具は最小限に絞っていくのが賢明です。人気の水際サイトは天候が悪くてもキャンセルするキャンパーが少ないほどの争奪戦になるため、狙うなら比較的空いている平日がおすすめです。また周辺の山道は「ラリージャパン」開催時のコースにもなっており、夜間に爆音の車が走り抜けることがあるという声も聞かれます。静けさを求めて訪れる場合は、開催時期を事前に確認しておくと安心です。
同じ豊田市山間部にある施設として比較したいのが、稲武町にある「アウトドアガーデンいなぶ」だ。どちらも高規格とは一線を画す素朴な施設だが、立地とサイトの性格は対照的。
※こちらはネット予約は不可のため、電話番号(090-3449-2021)から直接お予約ください。上記リンクは施設公式インスタグラムです。