目の前は三河湾――潮風と砂地が試す、格安ビーチキャンプの実力。
三河湾に直接面した砂地の松林サイトのため、短いペグは一瞬で抜けてしまいます。冬場から春先は特に海風が強まりやすく、長めのサンドペグでの重武装が必須です。車の乗り入れも不可のため、駐車場からの荷物運搬と、食事中に急降下してくるトンビへの警戒も忘れずに。
4月には春季イベントが現地で開催されるなど、シーズン前から動きがあるフィールド。ただし冬場からの強風が抜けきらない時期でもあり、サンドペグ等の防風対策は早めに済ませておきたい。
海水浴とキャンプ・BBQを同時に楽しめる最盛期。「日本の水浴場88選」にも選ばれた穏やかな遠浅ビーチが目の前に広がり、家族連れから海キャンパーまで賑わいます。混雑と、上空を旋回するトンビへの警戒は忘れずに。
松林の中は日差しが和らぎ過ごしやすくなりますが、海に近い立地ゆえ台風接近時の強風・高波には引き続き注意が必要。夏の繁忙期を避けて静かに過ごしたい人向きの季節。
リニューアル後はソロキャンプ需要にも対応し、焚き火や星空を目当てに冬場でも利用できる体制が整いつつあります。ただし三河湾からの季節風はこの時期に最も強まりやすく、防風・防寒装備は夏以上にしっかり準備したい。
仁崎キャンプ場(にさきCAMP)は、愛知県田原市の三河湾に面した仁崎海水浴場に隣接する松林サイトです。「目の前が海」という好立地を、テント1張2,000円前後という格安の料金で楽しめる点が最大の魅力で、海水浴・BBQ・キャンプを一度に満喫できるフィールドとして夏場は特に賑わいます。
一方で現地の事情は決して甘くありません。地面は松林の砂混じりの土であるため、短いペグはすぐに抜けてしまい、三河湾から吹き付ける海風は冬場から春先にかけて特に強まります。車の乗り入れも不可のため、駐車場からサイトまでは手荷物運搬が必須となり、キャリーワゴンの有無で快適さが大きく変わります。さらに上空を旋回するトンビが食事中の隙を狙って急降下してくることがあり、タープの下で食事をするなどの防衛策も欠かせません。
以前は事前予約不可・当日問い合わせのみという運用だった時期もありましたが、現在は施設がリニューアルされ、公式サイトからの予約が可能になっています。テントサウナのレンタルなど新しい楽しみ方も加わり、海キャンプに慣れた層はもちろん、ソロキャンプで静かな時間を過ごしたい人にとっても選択肢が広がったフィールドと言えそうです。
編集部が現地で気づいたのは、以前は事前予約不可・当日問い合わせのみという運用だった時期があり、それが現在は公式サイトからのオンライン予約に切り替わっているという変化の大きさです。同じ施設でも訪問時期によって「予約できるかどうか」の常識が変わっているため、古い情報を鵜呑みにせず最新の公式サイトを確認することが重要です。またリニューアルに伴いテントサウナのレンタルという新しい楽しみ方も加わっており、格安の海キャンプという従来のイメージに、ととのい体験というプラスアルファが加わった形です。なお駐車料金は普通車800円/日が別途必要ですが、キャンプ利用者は無料になるとの案内があるため、日帰りと宿泊で費用感が変わる点は事前に把握しておきたいところです。
同じ田原市内の海浜キャンプ場としては、休暇村伊良湖オートキャンプ場もよく比較されます。同じ市内の海沿いでも、目指す方向性はかなり違います。
※こちらは施設公式サイトの予約ページへのリンクです。お電話でのお問い合わせは0531-25-0276/070-2666-1805(受付時間8:00〜17:00、営業日のみ対応)へ。