宇佐美城の跡地から見下ろす相模湾。源泉かけ流し温泉と地ビールに酔いしれる代償は、狭い区画と恐怖の激坂。
「絶景オーシャンビュー」「源泉かけ流し温泉」「地ビール」という大人が喜ぶ設備が揃う一方、国道からの進入路と場内の移動路は車高の低い車や大型キャンピングカーが底を擦る、あるいは登り切れない恐れがあるほどの激坂。さらに城跡の段々畑状のサイトは1区画がやや狭く、子供の段差からの転落にも注意したい。なお住所は「宇佐美1721-5」。
海を望む高台らしく穏やかな陽気で、絶景と温泉の組み合わせを心地よく楽しめる季節。海風もまだ強すぎず快適。
海水浴・SUP・サーフィンなど海のアクティビティのハイシーズン。地ビールと海鮮BBQの組み合わせが最高潮を迎える一方、虫対策も忘れずに。
台風接近時は高台ゆえの強風に警戒が必要ですが、それ以外は温泉と絶景を静かに楽しめる季節です。段々畑ならではの夕景も美しいですよ。
相模湾を見下ろす高台のため海風が直接吹き付け、テントのポールが曲がるほどの突風になることがあります。強靭なペグでのフルペグダウンが必須です。
宇佐美城山公園キャンプ場は、平安時代末期に築城された宇佐美城の跡地を利用した、伊東・宇佐美エリアの高台絶景キャンプ場です。本丸・二の丸・三の丸と3段に分かれたサイト構成で、かつて城が建っていたとされる高台からは相模湾を一望する絶景が広がります。
最大の魅力は、場内に完備された源泉100%かけ流しの温泉です。ドラム缶風呂改め信楽風呂や家族風呂、露天風呂まで揃い、地ビール「宇佐美麦酒」の直売所もあるなど、大人が喜ぶ要素が凝縮されています。トイレなど水回りの設備も高規格で、女性や子供でも快適に利用できます。
一方で、城跡ゆえの地形的な制約は無視できません。段々畑状のサイトは1区画がやや狭く、大型テントの設営には工夫が要ります。さらに国道からの進入路と場内の移動路は「恐怖の激坂」と呼ぶにふさわしい急勾配で、車高の低い車や大型キャンピングカーにはなかなか厳しいようです。運転スキルに自信があり、テントサイズをミニマムに抑えられるキャンパーであれば、温泉とビールと絶景に酔いしれる最高の週末になりそうです。
宇佐美城山公園キャンプ場では、公式LINEに登録しておくとアーリーチェックインが無料になるサービスがあります。通常14:00からの入場が12:30から可能になるため、早めに到着して温泉やビールをゆっくり楽しみたい場合は事前登録がおすすめです。また「20時〜6時がクワイエットタイム」とされていますが、実際に施設へ確認したところ、本当に静かにすべきなのは炊事場の明かりが消える22時以降とのことで、20時〜22時の間はペグ打ちや薪割り、大声さえ控えれば通常通り会話や食事を楽しんで問題ないようです。もう少し賑やかに過ごしたい場合は、受付のある「アンカーテラス」まで足を延ばすのも一つの手です。なお貸切制の檜風呂は非常に熱めとの声が複数あり、長湯するには少し覚悟が必要かもしれません。
同じ伊豆エリアの海に近いキャンプ場として比較したいのが、沼津市西浦の「大瀬テント村」だ。どちらも高台から海を望む立地だが、設備のグレードと料金帯は対極にある。
※こちらの施設はネット予約のみで、なっぷまたは公式LINEからのご予約となります。お問い合わせ:0557-48-6688。