標高1,500m、南アルプス井川の奥地。「県民の森」という名に油断すると遭難級の寒さが待っている、ガチの山岳秘境。
「県民の森」という親しみやすい名前に油断してはいけません。標高1,500mの本格的な山岳気候で、真夏でも夜はフリースやダウンが必要なほど冷え込みます。さらにアプローチは道幅の狭い酷道・険道で、落石やブラインドカーブが続き対向車とのすれ違いも困難。運転初心者や軽装での訪問は絶対に避けたい。なお住所は「岩崎字穴入284」。
標高1,500mのため春先でも氷点下に近い冷え込みがあり、冬山装備に準ずる防寒対策が必要。天候急変や落雷リスクにも注意したい。
平地より約10度気温が低く、街の猛暑を忘れられる別天地。ただし夜はフリースやダウンが必要なほど冷え込むため、軽装での訪問は禁物。
秋は本格的な冬山並みに冷え込みが進み、氷点下となることもあります。空気が澄み切り、驚異的な満天の星空を楽しめる季節でもあります。
営業期間外となる時期が多く、道路の凍結・積雪リスクも極めて高いです。訪問可能な時期・道路状況は事前に必ず確認しましょう。
静岡県県民の森キャンプ場は、静岡市北部の井川・梅ヶ島地区にまたがる標高約1,500mの尾根沿いに整備された、県内屈指の高地キャンプ場です。県政100年を記念して整備された施設で、奥大井県立自然公園に指定される美しい森林に囲まれ、井川湖・南アルプス・富士山を望む雄大な景観が魅力となっています。
「県民の森」という親しみやすい名前とは裏腹に、実態はガチの山岳キャンプ場です。アプローチは道幅の狭い酷道・険道が延々と続き、落石やブラインドカーブへの警戒が欠かせません。標高の高さゆえに気候も本格的な山岳気候で、真夏でも夜はダウンジャケットが必要なほど冷え込み、周辺数十kmにわたって買い出しできる店も一切ありません。
しかし、この過酷な条件を乗り越えた先には、街の喧騒から完全に切り離された深い静寂と、空気の澄んだ驚異的な満天の星空が待っています。ファミリーや初心者には絶対におすすめできませんが、山道の運転に慣れ、山岳の寒さ対策を熟知したベテラン・ソロキャンパーにとっては、数百円で最高の星空と孤独を買える究極の秘境と言えそうです。
静岡県県民の森キャンプ場の公式サイトでは、クマの目撃情報の有無を随時更新している珍しい運用があります。標高1,500mの山中という立地ゆえの取り組みで、訪問前にチェックしておくと安心材料になります。また「木と火と人」といった1泊2日のキャンプファイヤーイベントが定期的に開催されており、事前応募制で参加できるようです。展示室や工芸室のある「県民の森センター」では陶芸やお茶淹れ体験もでき、悪天候で外の活動が難しい日でも楽しめる屋内コンテンツが用意されています。なお予約については、なっぷ経由のネット予約と電話予約の両方の情報が見られ、時期によって運用が変わっている可能性があるため、訪問前に電話で最新の予約方法を確認しておくと確実です。
同じ「井川地域の秘境・山岳キャンプ場」として比較したいのが、大井川上流にある「南アルプス井川オートキャンプ場」だ。どちらも標高が高く本格的な山岳環境だが、設備の充実度とアクセスの過酷さは対照的。
※こちらは静岡県県民の森公式のネット予約システムです。訪問前には必ず県道の通行止め・落石情報も合わせてご確認ください。