竹林と茶畑を切り拓いた「本物の隠れ家」。直火OKで焚き火と向き合う玄人向けの空間ですが、たどり着くまでの道が最大の関門です。
最大の難関は、目的地直前の数百メートルにある「すれ違い不可能な農道・林道レベルの細い急坂」。大型キャンピングカーや車幅の広いSUVは進入が非常に困難で、対向車が来た際のバックには熟練の技術が要ります。加えて手作り感のある小規模施設のため、大型テントの設営やゴミ処理など設備面の制約も事前に把握しておきたい。
くぼ地状の地形で日照時間が短く、湿気がこもりやすい時期。雨上がりはテントの乾燥に時間がかかるので、乾燥対策グッズを用意しておきたい。
竹林や森に囲まれ直射日光を遮るため涼しく過ごしやすいです。ただし同時に虫の活動も活発になるので、防虫対策は夏こそ本気で。
日照が短いくぼ地の地形は秋の夕暮れが早く感じられます。暗くなる前の設営・焚き火準備を意識したい。
森に囲まれ日陰が多いぶん底冷えしやすいです。焚き火メインで暖を取りつつ、路面が凍結しやすい急坂アプローチには特に注意。
「アクセスの悪さ」という天然のフィルターによって、マナーの良いキャンパーだけが集う極上のプライベート空間。高規格を求める層には不向きですが、「直火」「竹林」「静寂」に惹かれるソロ〜デュオキャンパーにとってはリピート必至の秘密基地となりそうです。
オーナー自らが山を切り拓いて作った「本物の隠れ家」という成り立ちが最大の魅力。直火OKのエリアがあるなど、野営好きや無骨なスタイルを好む玄人キャンパーにはたまらない環境が広がっているようです。
ただし、ファミリーでワイワイ騒ぐ場所ではなく、少人数で焚き火と向き合うための空間であることは踏まえておきたい。そして何より、目的地直前の狭路・急坂というアプローチの難所は、車選びの段階から準備が要ります。
さんかく山CAMPFIELDには、既存のスペック表にはないバレルサウナが併設されており、キャンプと合わせて森林浴とサウナ効果を味わえるようになっています。またペット可のサイトも用意されているので、愛犬と一緒に静かな竹林の空間を楽しみたい人にとって数少ない選択肢のひとつです。管理棟の裏には小川とビオトープがあり、訪問時期によってはホタルの幼虫を育てているため一時的に立入禁止になっていることがあるようです。谷あいの地形のため朝の日差しが山に遮られやすく、夜露に濡れたテントは完全乾燥が難しいという声も複数あり、撤収時間には余裕を持たせておきたいところです。
同じ「ソロ・少人数向けプライベート」タイプの静岡県内施設として比較したいのが、藤枝市瀬戸谷にある「びく石山 静かな夜のキャンプ場」だ。どちらも静けさを重視した空間だが、ルールの厳格さと付加価値が異なる。
※こちらは施設公式の予約ページへのリンクです。