派手な絶景はないが、静けさと清潔感が光る隠れ家的名キャンプ場。最大の罠は「溶岩の硬い地面」。
大きな危険はありませんが、キャンプ場名にある「まるび(丸尾)」とは富士山の溶岩流の跡を指す言葉。サイトの地面のすぐ下には硬い溶岩石がゴロゴロと埋まっており、テント付属のアルミペグやプラスチックペグは一瞬で曲がってしまいます。重いハンマーと強靭な鍛造ペグが絶対必須の環境です。
標高約600mに位置するため、平地よりも朝晩の冷え込みが強い時期です。防寒着は必ず持参しましょう。
木陰が最高に心地よく、夏でも涼しく過ごせる避暑向きの季節です。木々に囲まれているため、ふもとっぱら等と比べて強風の影響も受けにくいです。
夜間の冷え込みが急激になる季節です。強風時は枯れ枝の落下にも注意しておきましょう。
例年12月〜3月は営業期間外(4〜11月営業)となり、そもそも利用できません。営業期間の前後の冷え込みにも油断は禁物です。
御殿場まるびオートキャンプ場は、アットホームで親切な管理人、行き届いた清掃、静かで落ち着いた林間の雰囲気が魅力の隠れ家的な名キャンプ場です。派手な絶景はないものの、「静かにのんびりとキャンプを楽しむ」という本質を高いレベルで味わえるようです。
唯一にして最大のハードルは、キャンプ場名の由来でもある「まるび(丸尾)」=富士山の溶岩流の跡という地質です。サイトの地面のすぐ下には硬い溶岩石が埋まっていて、アルミペグやプラスチックペグでは全く歯が立たないようです。重いハンマーと強靭な鍛造ペグ(エリッゼステークやソリッドステーク等)が絶対必須の環境と言えそうです。
この溶岩地帯の硬い地面に対処できる装備さえ持参すれば、初心者からベテランまで深い満足感を得られる一座と言えそうです。標高約600mならではの涼しい夏、木立に守られたプライベート感のあるサイト、徹底した清掃と、静かなキャンプを求める人にこそおすすめできますよ。
編集部が現地で気づいたのは、コインシャワーだけでなく、実は徒歩圏内に「御胎内温泉」という入浴施設があるという点です。案内でよく紹介される「御殿場市温泉会館」は車で5〜10分かかりますが、御胎内温泉ならテントを離れて歩いて行き来できる距離にあり、車の運転を避けたい夜の入浴にも便利です。また予約は「なっぷ」でのオンライン予約か電話(0550-88-5335)で、利用日の2ヶ月前から受付が始まる方式のため、鍛造ペグの準備と合わせて予約開始日もあらかじめカレンダーに入れておくのがおすすめです。
同じ御殿場市内で「静かに過ごせるCランクキャンプ場」を探しているなら、乙女森林公園第1キャンプ場もよく比較に挙がります。どちらも落ち着いた雰囲気が魅力ですが、警戒すべきポイントはまったく異なります。
※予約は「なっぷ」からのオンライン予約、またはお電話(0550-88-5335)にて受け付けています。利用日の2ヶ月前から予約開始です。