車で乗り入れられない離島のキャンプ場。天然温泉と満天の星空の代わりに、フェリー移動の荷運びとウサギ対策が試されます。
このキャンプ場には車を横付けできません。忠海港からフェリーで渡ったあと、島内は送迎バスか徒歩での移動になるため、荷物はできる限り軽量化するのが鉄則です。島内にはコンビニも商店もないので、食材や飲み物は本土側で買い揃えましょう。また野生のウサギがテントの生地やロープをかじってしまうことがあるため、食料とゴミの管理は徹底が必要です。
過ごしやすい気候で、ウサギの赤ちゃんに出会えることもある季節です。海風はまだ肌寒く感じることがあるので、上着があると安心です。
日陰の少ないサイトが多く、強い日差しに晒される日が続きます。熱中症対策として、日よけタープと十分な飲料水を用意しておきましょう。
過ごしやすい気候で、夕日と星空を楽しみやすい季節です。海からの風は少しずつ冷たくなってくるので、羽織るものがあると安心です。
瀬戸内海とはいえ、海に囲まれた立地のため風が強く冷たく感じられる日があります。防寒対策と、風でタープが飛ばされないようしっかりした固定を心がけましょう。
休暇村大久野島キャンプ場は、900羽以上の野生ウサギが暮らす「うさぎ島」でテントを張れる、世界的にも珍しいフィールドです。天然温泉やオーシャンビューのサイトなど、離島でありながら設備面の充実度はかなり高いと言えます。
一方で、車を横付けできない離島という立地は、荷物の多いファミリーキャンパーにとって大きなハードルになります。フェリーと送迎バスでの移動が前提となるため、装備は軽量なものを選び、島内に商店がないことを踏まえて買い出しは万全にしておく必要があります。
可愛らしい見た目とは裏腹に、ウサギは食料やテントの生地を執拗に狙ってくることもあるので、油断は禁物です。荷物を絞り込み、ウサギ対策を徹底できるキャンパーにとっては、他では味わえない特別な体験ができるフィールドだと感じます。
大久野島へは、忠海港から休暇村客船または大三島フェリーで約15分(片道360円)というルートが一般的です。フェリーは事前予約ができない先着順の運航で、繁忙期は乗船できないほど混み合うこともあるので、時間に余裕を持って港に向かうのがおすすめです。キャンプの受付は休暇村本館フロントで12時から、チェックインは13時からとなっています。また利用者の口コミでは、山側の木陰にあるサイトが人気だった一方で、今後は常設テント専用のエリアに切り替わる予定とも言われています。持ち込みテントで木陰を希望する場合は、予約時にサイトの空き状況を確認しておくとよさそうです。
「場内・隣接で温泉に入れる高規格キャンプ場」という軸で見ると、同じ広島県の休暇村帝釈峡キャンプ場が比較対象になります。同じ「休暇村」ブランドですが、アクセスの手軽さは対照的です。
※こちらは施設公式のキャンプ場ページです。お電話(0846-26-0321)でもお問い合わせいただけます。フェリー自体は事前予約ができませんので、時刻表は別途ご確認ください。