休暇村大久野島キャンプ場

車で乗り入れられない離島のキャンプ場。天然温泉と満天の星空の代わりに、フェリー移動の荷運びとウサギ対策が試されます。

人気レベル S
⚠ 事前に知っておきたいポイント

このキャンプ場には車を横付けできません。忠海港からフェリーで渡ったあと、島内は送迎バスか徒歩での移動になるため、荷物はできる限り軽量化するのが鉄則です。島内にはコンビニも商店もないので、食材や飲み物は本土側で買い揃えましょう。また野生のウサギがテントの生地やロープをかじってしまうことがあるため、食料とゴミの管理は徹底が必要です。

車の乗り入れ不可 島内に商店なし ウサギの食害注意
02

現地でわかった!9つのリアル事情

料金相場フェリー代別途
  • キャンプサイト自体は1区画数千円台と休暇村らしい良心的な価格です。
  • 忠海港からのフェリー代(片道360円程度)や港の駐車場代が別途かかるため、総額で見積もっておくと安心です。
ゴミ処理ウサギ対策必須
  • 休暇村の管理下にあるため、指定の場所でゴミを処理できます。
  • ただしゴミ袋を少しでも放置すると、ビニールの音や匂いに敏感な野生のウサギに囲まれてしまうことがあるので、常に手元で管理しましょう。
設営広さ10m×10m
  • 海に面した区画サイトは10m×10mとゆとりがあります。
  • 海風を直接受ける立地のため、大きな2ルームテントよりも風の抵抗を受け流しやすい低めのドームテントが向いています。
トイレの質良好
  • 休暇村本館の管理施設のトイレを利用でき、離島のキャンプ場としては非常に清潔に保たれています。
  • 水洗トイレが完備されているため、女性や子ども連れでも安心して使える環境です。
虫の警戒度低め
  • 海辺の立地のためフナムシや蚊は見られますが、山林特有のアブ・ブヨのような凶悪な虫の被害は少なめです。
  • この島では虫よりも、無数にいる野生のウサギへの対策の方がずっと重要になります。
お風呂の有無天然温泉あり
  • 徒歩圏内の休暇村本館に、天然ラドン温泉「せと温泉」の大浴場(大沓の湯・小沓の湯)があります。
  • 離島のキャンプ場でありながら、しっかり湯船に浸かれるのはこの施設ならではの大きな魅力です。
買い出し難易度島内に商店なし
  • 大久野島の中にはスーパーはもちろん、コンビニも一切ありません(本館の売店で軽食やお土産が買える程度です)。
  • フェリーに乗る前に、忠海港周辺や竹原市街地のスーパーで水・食材・お酒を完璧に買い揃えておく必要があります。
電波状況良好
  • 本土から近い瀬戸内海の観光地のため、主要キャリアの電波は概ね良好に入ります。
  • ウサギとの写真をその場でSNSに投稿するのも問題なく行える環境です。
アプローチ事情荷運びが大変
  • 車で直接キャンプ場へ乗り入れることはできません。忠海港(または大三島の盛港)からフェリーで島に渡り、桟橋からは無料送迎バスまたは徒歩での移動になります。
  • 大きなクーラーボックスや鉄板など重い荷物を持ち込む場合、フェリーの積み下ろしとバスへの持ち込みでかなり体力を使います。キャリーワゴンがあると移動がぐっと楽になります。
03

シーズン・気候のリアル事情

SPRING

過ごしやすい気候で、ウサギの赤ちゃんに出会えることもある季節です。海風はまだ肌寒く感じることがあるので、上着があると安心です。

SUMMER

日陰の少ないサイトが多く、強い日差しに晒される日が続きます。熱中症対策として、日よけタープと十分な飲料水を用意しておきましょう。

AUTUMN

過ごしやすい気候で、夕日と星空を楽しみやすい季節です。海からの風は少しずつ冷たくなってくるので、羽織るものがあると安心です。

WINTER

瀬戸内海とはいえ、海に囲まれた立地のため風が強く冷たく感じられる日があります。防寒対策と、風でタープが飛ばされないようしっかりした固定を心がけましょう。

04

総合分析レポート

休暇村大久野島キャンプ場は、900羽以上の野生ウサギが暮らす「うさぎ島」でテントを張れる、世界的にも珍しいフィールドです。天然温泉やオーシャンビューのサイトなど、離島でありながら設備面の充実度はかなり高いと言えます。

一方で、車を横付けできない離島という立地は、荷物の多いファミリーキャンパーにとって大きなハードルになります。フェリーと送迎バスでの移動が前提となるため、装備は軽量なものを選び、島内に商店がないことを踏まえて買い出しは万全にしておく必要があります。

可愛らしい見た目とは裏腹に、ウサギは食料やテントの生地を執拗に狙ってくることもあるので、油断は禁物です。荷物を絞り込み、ウサギ対策を徹底できるキャンパーにとっては、他では味わえない特別な体験ができるフィールドだと感じます。

05

編集部が現地で気づいたこと

大久野島へは、忠海港から休暇村客船または大三島フェリーで約15分(片道360円)というルートが一般的です。フェリーは事前予約ができない先着順の運航で、繁忙期は乗船できないほど混み合うこともあるので、時間に余裕を持って港に向かうのがおすすめです。キャンプの受付は休暇村本館フロントで12時から、チェックインは13時からとなっています。また利用者の口コミでは、山側の木陰にあるサイトが人気だった一方で、今後は常設テント専用のエリアに切り替わる予定とも言われています。持ち込みテントで木陰を希望する場合は、予約時にサイトの空き状況を確認しておくとよさそうです。

06

近隣の似たタイプのキャンプ場と比べると

「場内・隣接で温泉に入れる高規格キャンプ場」という軸で見ると、同じ広島県の休暇村帝釈峡キャンプ場が比較対象になります。同じ「休暇村」ブランドですが、アクセスの手軽さは対照的です。

休暇村帝釈峡キャンプ場(広島県庄原市)車横付け・買い出し便利
  • 東城ICからの舗装路を車で直接サイトまで乗り入れられ、大久野島のような荷運びの大変さはありません。
  • 周辺にスーパーが揃っており、買い出しの難易度は大久野島よりかなり低めです。
  • 一方で「野生のウサギに囲まれる」「フェリーで渡る離島」という大久野島ならではの非日常感は味わえません。
07

快適に過ごすための必読アドバイス

08

現場のリアル事情まとめ

09

独自集計データ:現地お役立ち指数

夏の暑さ・強風の対策必要度高い
週末の混雑・場所取りの激しさ高い
お風呂(シャワー)の使いやすさ・快適度非常に高い
虫の気になり度低め
道中の運転のしやすさ(悪路の心配なし)要フェリー移動
10

地図

施設公式サイトで空き状況・予約を確認する

※こちらは施設公式のキャンプ場ページです。お電話(0846-26-0321)でもお問い合わせいただけます。フェリー自体は事前予約ができませんので、時刻表は別途ご確認ください。