城跡の中腹で楽しむ、大地の芸術祭のアートと満天の星
妻有地方最大級の山城「節黒城」の中腹という独特のロケーションに、建築家デザインのコテージが並ぶ「大地の芸術祭」の舞台。ただしテントサイトは城跡の地形をそのまま利用しているため区画が狭く、大型テントの設営には苦労するとの口コミが多い。山道のアクセスや虫の多さにも備えが必要。
営業開始は例年4月下旬から。新緑が美しく、夏場ほど虫は多くないため比較的過ごしやすい時期。
蚊・ブヨ・アブが最も活発化するシーズン。天候急変時の強風や落雷リスクもあるため天気予報のチェックは欠かせない。
虫が落ち着き、越後三山の紅葉と河岸段丘の景観を楽しめる狙い目の時期。「大地の芸術祭」開催年はアート鑑賞との相性も抜群。
豪雪地帯のため営業期間外(例年10月末まで)。積雪でアクセス路自体が閉ざされる。
節黒城跡キャンプ場は、妻有地方最大級の山城「節黒城」の中腹に位置し、「大地の芸術祭」の舞台としても知られるユニークな施設だ。新進気鋭の建築家3組がそれぞれ手がけたコテージは建物自体がアート作品になっており、グッドデザイン賞を受賞したコテージもある。夜は越後三山を望む満天の星が広がり、ロマンチックな雰囲気を味わえる。
一方、純粋なキャンプ目的で訪れる場合は注意点も多い。テントサイトは城跡の地形をそのまま利用しているため区画が狭く、大型テントの設営には苦労するとの声が目立つ。麓からの山道は道幅が狭くカーブも多いため運転にも気を配りたい。夏場は蚊やブヨ、アブも多く、虫対策は必須だ。
アート鑑賞と静寂を楽しむ目的のキャンパーには最高の穴場だが、大型テントでの快適なファミリーキャンプを求める場合は事前にサイトの広さをよく確認しておきたい。
当キャンプ場の受付・チェックインは現地ではなく、隣接する「サンパレスナカゴ」で行う仕組みになっている。3棟あるコテージはそれぞれ異なる建築家が手がけた作品で、A棟は河合喜夫氏、B棟は塚本由晴氏(アトリエ・ワン)、C棟は石井大五氏の設計。なかでもC棟はグッドデザイン賞を受賞しており、A棟は越後三山を望みながら入浴できる浴室が人気だという。テントサイト利用者にもコイン式シャワーが完備されている点はありがたい。直火・花火は禁止だが、隣接する「ナカゴグリーンパーク」にはパターゴルフ場やドッグランもあり、キャンプ以外の楽しみ方も用意されている。営業期間は例年4月下旬〜10月末で、テントサイトは1泊2000円、寝袋のレンタルも300円(要予約)で用意されているため、手ぶらに近い装備でも訪れやすい。
※要予約です。受付は2km離れた「観光交流会館サンパレスナカゴ」で行います。お問い合わせ・ご予約は0257-68-4419まで。