日本トップクラスの絶景を誇る聖地だが、Cランクたる理由は過酷すぎるリスクの数々。「極めて危険な狭小山道」「標高1,600mの極寒と強風」「飲用不可の水」「シャワーなし」「完全ゴミ持ち帰り」。生半可な気持ちで『ゆるキャン△』に憧れて行くと確実に痛い目を見る、中〜上級者専用のサバイバル絶景地。
【最大警戒:極寒と強風】標高約1,600mの山頂のため、春でも「冬山装備」がないと命に関わることがある。
夏でも非常に寒く、防寒着は必携。遮るものがない大草原のため強烈な突風が吹き荒れることもあり、対策は夏でも手を抜けない。
10月下旬〜12月頃は雲海が見られるベストシーズン。ただし冬山並みの冷え込みは変わらず、防寒対策は必須。
例年12月上旬〜4月中旬頃まで冬期閉鎖となる。積雪や路面凍結により、そもそも訪問自体ができない期間が長い。
高ボッチ高原キャンプ場は、諏訪湖越しに富士山を望む絶景と、夜景、雲海が見られる「日本屈指の絶景・撮影スポット」だ。アニメ『ゆるキャン△』の聖地として超絶な人気を誇り、かつての穴場から大混雑するキャンプ場へと変貌し、現在は予約制が導入されている。
一方で警戒ランクCの理由は過酷すぎるリスクの数々にある。最大の警戒ポイントはアクセス路の高ボッチスカイラインで、極めて狭小で急カーブが連続する過酷な山道が続き、運転初心者は絶対に避けるべきだ。加えて標高約1,600mの山頂は夏でも非常に寒く、春秋は「冬山装備」がないと命に関わるほどの極寒と強風に見舞われる。
水場(炊事場)の水は飲用不可(煮沸必要)で飲料水は大量に持参する必要があり、場内にお風呂・シャワーは一切なく、ゴミは灰まで含めて完全持ち帰り。生半可な気持ちで『ゆるキャン△』に憧れて行くと確実に痛い目を見る、中〜上級者専用のサバイバル絶景地と言える。
高ボッチ高原キャンプ場について特筆すべきは、アニメ『ゆるキャン△』の聖地化によって施設の性質そのものが変わってしまった点だ。かつては知る人ぞ知る穴場だったが、聖地巡礼ブームで需要が急増し、現在は予約制が導入されている。予約開始は毎年3月1日10時から(以降は利用月の2ヶ月前1日10時から)という運用で、人気の週末はこの瞬間に埋まってしまうことも珍しくない。また、現地の水場(炊事場)の水は飲用不可で煮沸が必要とされ、灰捨場も用意されていないため、ゴミだけでなく灰まで完全に持ち帰る前提で臨む必要がある。電波については、アニメの影響でキャリア側の通信環境整備が進んだとの情報もあるが、これはあくまで未確認情報であり、過度に期待せず訪問前に最新状況を確認しておくのが賢明だ。
アクセス路の過酷さという点では、伊那市高遠町の「千代田湖キャンプ場」も同じ長野県内で比較に挙がる施設だ。どちらも運転初心者には勧められない道のりだが、絶景か静寂か、目的地としての魅力の方向性は異なる。
※ご予約は予約サイト「なっぷ」からのみ受け付けています。予約開始は毎年3月1日10:00〜(以降は利用月の2ヶ月前1日10:00〜)。冬期(例年12月上旬〜4月中旬頃)は閉鎖されます。