湖畔でルアーフィッシングを楽しみながら直火ができる、全国的にも珍しい野営地。ただし警戒ランクCの理由は明確で、水回りの老朽化・平坦地の少なさ・場内のぬかるみ・虫の多さが重なる点にある。ファミリーや高規格志向のキャンパーが安易に選ぶと後悔しやすい一方、不便さを楽しめるベテランには自由度の高い居心地の良い場所になる。
標高約700mの親田高原に位置するため、平地よりも朝晩の冷え込みが強い。防寒着を1枚多めに準備しておきたい。
朝晩は涼しく過ごしやすいが、日中は暑くなることもある。湖畔・林間サイトともに蚊やブヨ、アブが多く、虫対策は必須級。
標高の高さを活かした澄んだ夜空で星空観察が楽しみやすい季節。ただし朝晩の気温差は大きく、羽織るものは必携。
雨天時は湖畔サイトがぬかるみやすく水没リスクにも注意が必要で、冬場は路面凍結や積雪への備えも欠かせない。
おおぐて湖キャンプ場は、周遊500mほどの湖畔に整備された野営地で、全国的にも珍しい直火可能なエリアを持つのが最大の特徴だ。ルアーフィッシングやハンモック泊など、自然のままの環境を活かした過ごし方ができ、ソロ・ベテランキャンパーから根強い支持を集めている。
一方で警戒ランクCの評価には明確な理由がある。トイレなど水回り設備の老朽化、平坦な設営スペースの少なさ、雨天時に場内がぬかるみやすい点、そして湖畔・林間特有の虫の多さだ。高規格なキャンプ場を期待して訪れると、設備面のギャップに戸惑う可能性が高い。
逆に言えば、こうした不便さを含めて「自然のまま」を楽しめるキャンパーにとっては、自由度が高く居心地の良いフィールドといえる。事前に虫対策と足元の装備を整え、水回りの現状を理解した上で訪れることが、快適に過ごすための前提条件になる。
おおぐて湖キャンプ場の予約はcamprsv.comのネット予約のみで、利用日の90日前午前9時から前日21時まで受け付けられる。ただしこれはキャンプサイト利用の話で、デイキャンプ・BBQのみの利用は電話予約に限られるという、意外と知られていない使い分けがある。当日ふらっと立ち寄れる施設ではなく、日帰りで湖畔BBQだけを楽しみたい人ほど、事前に電話で確認しておく必要がある点は見落としやすい。また、全国的にも珍しく直火が認められている湖畔サイトを持つ一方で、トイレなど水回りの老朽化は否めず、「直火の自由度」と「設備の古さ」という真逆の魅力・弱点が同じ施設に同居している点も、この施設ならではの特徴といえる。
同じ長野県内で、設備の快適さよりも自然の厳しさを受け入れる玄人向けの施設を探しているなら、木曽郡上松町の「木曽駒オートキャンプ場」も比較候補に挙がる。どちらも警戒ランクCで水回りの老朽化を抱えるが、遊び方と立地の厳しさの質は異なる。
※ご予約はネット予約のみです。キャンプサイトの予約は90日先の午前9時から前日21時まで受付(デイキャンプ・BBQのみ利用の場合は電話予約)。